北薩トンネル開通記念ウォーキング大会に参加する

yochi

2018年03月18日 21:01

先週日曜日からのどが激烈に痛く、放置していたら、木曜日から鼻水が大量に湧き出る状態に陥り、今日未明にはあまりの高熱で目が覚め、寝付けない状態になり、大量に発汗していて、掛け布団をどかしたら安眠できた、そんな近況ですが、さて、今日は地域高規格道路・北薩横断道路(国道504号)の北薩トンネル区間(中屋敷IC~きららIC間)が来週3月25日午後3時から一般車両通行開始になることに伴い、そのプレイベントとして今日、北薩トンネルのウォーキング大会が開かれ、私も体調不良を押して参加してきました。

5時に起床し、少々寝不足ながらも6時前に家を出発。
7時40分過ぎに伊佐市の友人宅に到着して彼を拾い、工事中区間のさつま町側駐車場に着いたのが8時半過ぎ。
山に傘雲ができているのを昨日夕方目撃していたため、天気が少々悪いのは計算内として、受付を9時前に済ませます。

北薩トンネルは、全長4,850mの、県内最長トンネルです。
紫尾山登山口及び紫尾林道の入口のある国道504号堀切峠の急カーブ・狭隘路区間を回避しつつ、鹿児島空港方面と出水・阿久根地区の時間短縮を担っています。

私自身とのつながりは、「喪失の90年代」として、私の心に今も傷の残る最中のことでした。
国道504号が皇徳寺中を去る月に成立、その頃から家族で紫尾山に行く機会が増え、紫尾林道や国道504号を走ることになりました。
これは父が乗用車を手放すまでの翌年まで続き、高校入学以後は家族で走る機会は無くなり、今回赴いたのはその時以来のことでした。

そのため、なぜ「きららIC」という命名になったかも理由が分かります。
「きららの里公園」があるから、ではないのです。
この地域を流れる泊野川は、金のように見える雲母が多くみられることから、地域活性化の一環で作られた施設に「きらら」を用いたからなのです。

きららIC入口は、まさに狭隘路突入目前の場所にあります。
道路標識を見てみましたが、現道側から国道のおにぎり表示が外れており、旧道扱いになることを宣言しているような感じでした。
それでも、紫尾山や紫尾林道へ進む場合は現道を走るほかなく、交通往来は一定程度残ることでしょう。

北薩トンネルを歩いて通れるのはこの日限り。
というわけで、記念撮影をしておきました。



9時にスタートし、普通に歩くペースで進んでいきます。
紫尾山の麓のトンネルだけあって、寒いです。
コースは5kmコースと10kmコースがあり、できることなら完全往復してみたかったのですが、残念ながら体調不良、途中竹灯篭が並ぶ中間地点で折り返す5kmコースに設定しました。
それでも、さつま町と出水市高尾野町の境をくぐることができ、満足でした。

10時20分にゴール。
その後伊佐市のグラーツィエでスパゲティーとピザを食すのですが、代替わりがあったのか、見覚えのない方々に変わっていました。
ピザの味は満足でしたが、スパゲティーはどこか前に食したものと味が違うように感じられました。
まあ、また次回追試すればいいかと気を取り直し、友人と別れて自宅へ向けて一般道のみで帰宅。
記憶に残るイベントとなりました。

実際に車やバイクで走る機会は早くて5月ですが、開通によって行き来が増えることでしょう。
次回走り抜けるときが楽しみです。

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