昨年の今頃であれば、車検の後遺症に第二回北海道旅行が重なり、家計は火の車でありましたが、今年は大きな支出も幸いなく、NHK受信料くらいのもので、BSの西郷どんを18時に見るなどして少しでも元を取り戻すことはしています。
さて、ノイズキャンセリングヘッドフォンを恒常的に使用する機会がまた上階の住人の入替に伴い増えてきましたので、充電式電池を購入しに家電量販店に赴き、目的のものはすぐに見つかりました。
問題は、今春のツーリングを山陰か酷道かで悩んでいるものの、かねがね気になっていたアクションカムを取り扱うコーナーがあったため、眺めに行ってしまったのが衝動買いのきっかけとなってしまいました。
名だたるメーカー品は万札投入もので、PC周辺機器メーカー製でも万札近いため、駆動時間に着目して見ていったら、中国製の輸入品に目が留まりました。
バイク取付オプションも付いて5,000円で買えるとあり、過去にも電気ストーブを数千円なら買えると即決していたこの私、物は試しと買って帰ることにしました。
以前所有していたスクーターには、全天候型のドライブレコーダーを取り付けていたものの、ケーブル類の防水性能がイマイチで現在玄関のバイク用品置き場に放置されている状態で、常時録画なのがいい点で、過去この商品を使って撮影した阿久根への墓参の帰路の動画をYouTubeに上げています。
今回のアクションカムはUSB電力供給でない限り常時稼働できないので、1回の充電で約90分程度に制限されます。
まあ、物は試しなので、どんな画が録れるのか、そこだけに興味を集中させて、ツーリングの際のハイライト区間で撮影を敢行しようと思います。
なお、愛媛県から広島県の尾道市の向島に逃走中の受刑者が潜伏しているという報道がなされておりますが、私にとっても向島は因縁の地です。
2003年10月上旬、グランドアクシス100というバイクで広島まで五家荘、日田、北九州の親戚宅を経由して国道2号を疾走して向かったことがありました。
エンジンオイルを500km走行するたびに1本消費するコスパの悪いバイクで、ガソリンは35km/hの燃費ながら、エンジンオイル1本が500円少々していたので、ガソリン4L分くらい余計に走る、そんな感じでした。
三原市で宿泊し、翌朝が雨で、尾道の千光寺山ロープウェイに1人で乗り、ガイドさんの話を独り占めして、「日常の五心」なるありがたい戒めの言葉が書かれた紙を購入し、ここから四国・松山へ向かうべく尾道大橋で10円を支払い、雨の中進んでいくわけですが、時速60km/hで坂を下る途中、ブレーキをかけたらあろうことか転倒!
→転倒現場
10mくらい滑りましたが、荷物はさらに10m先まで滑っていきました。
幸い、対向車線をはみ出すことはなく、後続車との車間も空いていましたので、大惨事にはなりませんでしたが、流血してしまい、当時近くにあったドラッグストアに駆け込み、絆創膏をひじやひざに張りまくり、翌日に宮崎に住んでいた友人宅に着くまで、流血したままでした。
そんな壮絶な経験をしていますので、向島と聞くとこのことを思い出します。
バイクに絶対はないことを自覚して、カメラに気を取られずに走らねばと思います。