一流を目指すからこそ、足を引っ張るような環境からは脱しようと考えて今日に至っておりますが、30万円弱の学費をかけて、昨年9月から学んで来た情報科教員免許取得に向けた科目等履修生としての学びに、ようやく終止符を打つ時がやってきました。
先月受けた大学の単位認定試験の結果が出そろい、残る2科目全て合格でした!
11科目24単位取得の道のりはまあまあ遠いように感じますが、昼間は仕事をしながら夜間・休日に勉強し、9ヶ月で24単位取れてほっとしています。
公民科の方で昨年通っていた方が8単位だけだったのにも関わらず、専門科目のハードルが高過ぎて1年間で教科教育法の4単位しか取れなかったので、別の大学の科目等履修生に入り直すほどだったのですが、ウェブ系の仕事を16年続けてきたこともあり、情報系には強かったわけです。
いずれもレポートやら演習課題がなかなか難しく、本の読破に膨大な学習用プリントの読み込みにと、最後まで残した科目でしたが、なかなか手こずる内容だけに成績は良か可のいずれを想定していました。
今回の成績は以下の通りです。
秀(90点以上):知的財産法
優(80点以上):画像処理
事前に思っていた良でも可でもまさかの不可でもないというわけで、通信制にしては出来過ぎな結果だと思っています。
知的財産法では、レポートが特許権で、試験では著作権の問題が出て、しかも難解(私的・公的範囲のしきいを攻める内容)だったので、制限時間内に解答できたものの、せいぜい良かと思っていましたし、画像処理では易しいと見せかけて難解な問題も課されており、持ち込み可であってもやはり良くらいかと思っていたので、いずれにしても単位が取れて良かったと思います。
私は既に高校教員免許を持っていますので、情報科教員免許を取得するには教育職員免許法第六条別表第四に基づく単位を取得し、教育職員検定を受けて合格するのが一番早いことになります。
まあ、保有する高校教員免許についても、大学在学中ではなく、卒業直後に科目等履修生として税込年収180万円ながらも、1年間で約12万円支出し、仕事前に大学に通って在学中に免許取得に足りなかった単位を取得して免許を取得した経緯があり、ここに至るまでの道のりも平坦ではありませんでした。
さて、来月はまさかの展開について記すことになると思います。
教員免許を別表第四で取得する上で必要な書類は、「学力に関する証明書」、「身体に関する証明書」、「人物に関する証明書」の3点です。
学力・身体はそれぞれ大学や病院で取得できますが、人物は民間企業にいる場合、取得が困難です。
証明者が経営者になるので、全く関係のない教員免許状取得のために証明書を発給申請するのは不都合なのです。
そのハードルを回避するため、ある計画で動いておりますが、詳細はまた確定してから、ということになります。
16年間のウェブデザイナー・ディレクター・エンジニアとして、全科目一度も不合格を出さずに単位が取得でき、実力の証明になりました。