軽自動車税増税への動きに考える
消費税増税に伴い、事実上二重課税状態にある自動車取得税(普通車5%【軽乗用車は少し低いが知らないので省略】)を消費税10%時に廃止する方向で動きがあるようですが、と同時に、軽自動車税を倍増させて自動車取得税廃止分の補てんに回そう、という動きもあるようです。
125ccスクーターと250ccバイクを所有する身としては、軽乗用車の方が倍増になる分には何の興味も関心もないものの、二輪車も倍増させる気かと、こちらの方で気をもんでいます。
現状の税金は、125ccが1,600円、250ccが2,400円で、合計すると軽トラックと同額になります。
これが仮に倍増してしまえば8,000円も維持にお金を回さなくてはならず、スクーターを税金がかからない電動自転車に変えるとか、いっそ250ccを手放す(来年春以降高速道路割引料金体系が変わるため)、という行動に移す可能性が出てきます。
現状、税金に加えて5年に1度の自賠責、毎年の任意保険とその分支出を余儀なくされていますので、毎年4,000円の支出増だけなら何とかするも、消費増税分の負担(現状の可処分所得から換算して4~5万円程度)ものしかかり、前述のような選択肢も検討に値してしまう、というわけです。
増税分以上の賃金上昇があれば特に異論を挟むことなく増税やむなしと言えるのですが、これがそのまままかり通れば、窮乏生活へ突入するかどうかまで追い込まれかねません。
財政再建には大賛成ですが、今の私の生活のように、入るを計って出を制す、でないと、どこにしっぺ返しが来るか、為政者の皆様にはよくよく考えてもらわないと、きっと後悔する時が来ます。
私が教員免許を持っていても教員にならないのは転勤生活が嫌ということと、公務員として税金で養われるのが嫌、ということからです。(私学設立を10代の頃に志していたので、その目的に沿って教員免許は取得しました)
国家財政が破たんしたらどうなるか、の地獄絵図は、既に脳裏に浮かんでいます。
ただの増税のつもりであっても、来年度予算の概算要求額の高騰ぶりを目にするに、救いようがないように思えます。
来たるべきXデーに向けて、今日も地道に思うところのことをやっていくのみです。
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