引き継ぎなどの挨拶回りに際し、前職の近況について知る
実は今月で会社を去ることになったこの私、勤務最終週となる今週は、引き継ぎの挨拶回りを本格化させているところですが、Web制作実務経験不詳な方に後を託す形なのは前職同様であっても、チームプレイで誰もが最低限度はこなせるようにしていた前職と異なり、個人の力量でチーム体制がいびつな形であった現職では、外部によるバックアップもあるとは言え、少々不安であったりします。
まあ、自分が率いる組織内ではそういうことはないようにせねばと思いを新たにしつつ、つい先ほど、前職からのお付き合いがある大手不動産屋の幹部様と、BBIQ解約に伴う影響をどうカバーするかという点について協議し、理解を得てきました。
ひとまず委任を取りつけ、ドメインを取る形で対処する方針で転居に対応しますが、いろいろと接点を持つようになりますと、影響が出ないように対処することに注意しないと失敗しかねません。
協議を終えた後、前職の状況の話になり、あのパワハラワンマン経営者が社長を退いたという話を耳にし、ビックリしました。
退社から2年、後継者とも相性が悪いので、どちらにしても現職に移ってよかったと思うところなのですが、どんな人間であれ、年齢には勝てないのだなと思うのでした。
そのクライアントを担当していた人間も、何の連絡もなく辞めたと聞き、彼女がインターンで入社してきた6年前を思い出します。
まあ、そこの社歴で自分より半年近く長く在籍していたわけですから、そこは偉いと率直に思いつつ、引き継ぎの挨拶もなく去るとは、どんな雰囲気になっているかは想像がつきます。
ハローワークにたまに出ている求人情報から推察するに、男性社員比率が在職中ずっと高かったのが、現在は女性社員比率が過半数と出ており、社風もかなり変わったのでしょう。
まあ、クライアント曰く、新しい担当者にはどうも期待できないといった話を聞きましたが、1年継続率40%弱、5年継続率10%程度の前職ですから、ブラック企業とはそんなものだと思います。
別のクライアントからも前職について話を聞く機会があり(実はその日の昼に創業者がやってくるということで、予定を夕方に変更・・・)、いろんな話をしましたが、何はともあれ創業者からは管理能力やしっかりと物事を遂行していくことについて学んだ経験は今も生きていて、そのあたりについて感謝している旨クライアントに話したのでした。
言うことは当たっていても、待遇面で虐げられ、時に理不尽な創業者に憤り、愛想を尽かせて去ったのもまた事実で、良くも悪くも現在にも影響力を持つ前職、去って2年経ち、改めて気付くいい面についてはしっかりと取り込んで次に生かそうと思います。
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