消費増税を目前にして当座の動きを予測する

yochi

2014年02月03日 21:12

自社においても消費増税への対応が決まり、月末にかけてその準備に明け暮れることになりそうですが、今日会社帰りにガソリンを給油しにガソリンスタンドへ赴いたら、いつもより3円ほど値が下がっていました。
これが鹿児島市内だったら167円前後なんだろうなと、11円も安い価格に助かってますが、ふと、給油中に増税したら160円台になるんだろうなと、少し憂鬱になりました。

まあ、揮発油税がガソリン価格に含まれていて、これを除く商品価額自体に消費税がかかる分だったら、3円程度で済むのにと、税に消費税をかける「Tax on Tax」に憤りを感じています。
無論、酒にも酒税に消費税もかかってますから、10%に増税される時には自動車取得税と無縁なバイクに軽自動車税でしわ寄せをかけた代償に、食料品などへの軽減税率も含めて、こうした不公平税制の是正を求めつつ、消費税増税とセットなのが、駆け込み購入です。

今のところは大きな動きは出ていないものの、来月末までの購入については5%で4月以降が8%ですから、年度末にかけて生活必需品については一定程度の駆け込み需要が出てきそうです。
特に、暫定税率騒動の時に客数が大きく変わったのがガソリンで、値上げ前には長い列がスタンドにできたのは記憶に新しいところです。

自社の商材についても言えるのですが、在庫が切れたら増税前に買えるものであっても買えなくなってしまうため、定価で買うもので増税後にまず値下げにならないものについては増税前に買う方が得だと見ます。
不動産や車も駆け込み需要を期待しているように見ますが、過去の経験ではいずれも需要減をカバーするための冷え込み対策で付加価値を付けることもあったことから、様子見でいいと感じます。
4月1日時点で自動車税・軽自動車税も発生しますし、状況によっては増税後の方が結果として得になることもあり得ます。

いろいろな情報が飛び交うでしょうが、ガソリンと長持ちする定価商品は増税前に買った方がよいでしょう。

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