今日5/4は、iPhoneへMNPで転出すべく、ドコモショップやらauショップやら仕事終わりに駆け廻っておりましたが、30分近く待たされたドコモショップA店は、こちらが週末に契約したいが来店予約はできないかと尋ねても、その場での来店予約を渋られ、致し方なく別のB店へ伺ったところ、2~3分待っただけで済んだ上、快く受けて頂けました。というわけでB店で週末にスマホデビューとなる見通しで、「客のニーズを考えているか」、といった視座が接客業では大事だと痛感させられました。
というわけで、今日の出来事はここまで、引き続き、GWツーリングの2日目について書いていきます。
【2日目(5/2・土)】松山~まんのう(香川県)~広島
天気は快晴で、すがすがしく6時に起床、支度を終えて6時半過ぎに朝食バイキング会場へ。
しかし、バイキングながら朝食をごはんとみそ汁だけ摂る。
理由は簡単、朝食は讃岐うどんにしなければならないためである。
到着まで空腹にならない程度に頂いた後、バイクに荷造りして、カッパも着込んで寒さ対策も万全にして、一路国道11号を東に進む。
2006年の2日目と一部ルートが被るが、往時と異なり、松山道川内ICから松山道を進むルートである。
しかし、前日給油できていないだけに、高速に入る前に給油しなければならなかった。
出発したのが6:45だったので、まだスタンドも営業している店は少ない。
しかも、交通量の割にスタンドの数も少なく、そうこうしているうちに川内ICを通過。
少し先にようやくスタンドを見つけて、給油する。
店員氏の話では、昔と比べてスタンドが減ってきているとのこと。
早い時間から営業していて助かった旨お礼を述べて、右折車線からUターンして、無事に川内ICに入る。
松山道のこの区間はもう4度走っているため慣れたもので、楽々と進み、高松道大野原ICで下りる。
前回もこのルートで讃岐うどんを食べに行っているが、近道するところを間違えていたため、今回は無難に国道377号へ合流する。
長瀬交差点で右折して、道なりに行けば国道32号に合流し、目指すうどん屋も近づくのだが、今回は近道するポイントを間違え、さらにそれがさらなる誤りの連鎖になってしまうという、最悪の展開を歩んでしまった。
香川県道218号自体は近道の一部を構成しているのだが、曲がったポイントからであれば右折が正解にも関わらず直進してしまい、さらに誤りに気付いて見知らぬ集落道へ右折して、世間話に花を咲かせているおばあさん2人の前を道に迷ったバイクが走り抜けていき、集落の外れから山道になり、T字路を登る方へ進むと、牧羊犬らしき犬に吠えられ、登りきった先にあったのが、急な下り坂と花畑であった。
そこを躊躇なく進んでいる度胸に驚きつつも、ようやく別の集落の幹線道と思しき道に合流、そこを左折したら、さらにどつぼに突入。
田舎の集落を彷彿とさせる険しい山道を抜け、ようやく交通量の多い国道へ出て、そこでiPad2で位置を確認。
なんと、長瀬交差点の琴平側6km地点に出たことが判明し、愕然となった。
T字路や集落道のいずれかで右折していれば、十分リカバリできたのだが、ものの見事に大失敗。
目指すうどん屋は山の向こうの向こうとあって、結局県道218号の出口へ向かい、何とか9時過ぎに山内うどん店へ着くことができた。
しかも、幸いなことに行列は出来ておらず、すんなりと店内に入ってすぐにおいしいうどんにありつけた。
ひやあつの大に、ちくわ天とかぼちゃ天を乗せて食すが、やっぱり本場のうどんは美味しい。
山道で迷ったこともすっかり吹き飛んだところで、元職退社時と同様に、善通寺ICから再び高松道に入り、瀬戸大橋を渡る。
天気が良く、瀬戸内の島々も良く見える。
風が強くないのも幸いして、快適に本州へと歩を進めた。
なお、ETC割引は基本3割引だが、この本四区間だけは半額が維持されている。
倉敷JCTで山陽道に入り、西に向かう。
しかし、早くも危ない知らせが目に入る。
「笠岡~福山西 事故渋滞15km」
いきなりやってしまってるな、と身構えつつ、神経を使う運転をしてどうにか渋滞個所を抜ける。
でもって、また次の渋滞個所のお知らせが目に入る。
広島IC付近が混むのは想定の範囲内、ということで、昔と異なり、東広島呉自動車道なる高規格道路が開通したことを事前に調べており、これを使って渋滞個所を回避しようと試みてみた。
特に流れが滞ることなく呉の阿賀地区に着く。
かつて、呉松山フェリーという、必ず乗船していたフェリーがあったのだが、今はしまなみ海道の影響でこの航路は存在していない。
往時を思い出しつつ、休山トンネルをスムーズに抜けて、呉の中心市街地に入る。
呉と言えば、元カノの出身地であり、今も住んでいるであろう地である。
別れた後は、決してここには二度と来るまいと決意していたが、さすがに渋滞回避のためならやむなく通った、という次第ながら、しかし、往時のことが思い出されて、感傷的になってしまった。
元カノの幸せを願いつつ、初めて走る広島呉道路に歩を進める。
仁保JCTから広島高速3号線に入り、新井口駅にほど近いアルパーク北棟西隣の駐輪場へバイクを停める。
ここで昼食となるのだが、そば吉のカツ丼とざるそばセットを食す。
フェリーが間に合っていれば、松山で食べるはずだったものを広島で食べるというのも変な話だが、店が両県にあるので助かった。
昼食後、バイクを停めたまま、JRで宮島口駅を目指す。
運賃は240円。
そこからはJRの連絡船で宮島に渡る。
運賃は往復で360円。
そこから厳島神社までの道のりは、実に人の多さで先に進むのも大変だったが、何はともあれ10分程度で到着し、中に入る。
本殿の手前に自分の名前があるかどうか確認したが、転居の影響からか、無くなっていた。
まぁ、またゆとりができたら寄付することにして、本殿で参拝を済ませて、再びフェリーへと戻っていく。
宮島桟橋のいつもの土産屋で名物のもみじ饅頭とかきの姿煮を買って、広電で井口駅までの切符を購入。
しかし、これが誤りだった。
新井口駅に隣接するのは商工センター入口電停、つまり、1駅区間歩く羽目になってしまったのであった。
国道2号を720mも歩く羽目になり、ゴールは見えていても、9分はかかる。
伊佐市の友人と電話しながら歩いて気を紛らわせ、ようやく駐輪場に帰りついた。
バイクを駐輪場から出すのに苦労しつつ、国道2号から広島市街地へ進ませ、宿泊地のホテルに到着したのが16時半過ぎ。
中心部にあるホテルのため、どこへ行くにも便利な立地である。
この日も○○○○の予約を取った上で、近くにあってかつ行列の影響を受けにくいであろうへんくつ屋の平和記念公園南店に歩いて向かう。
ちょうどフラワーフェスティバルのただ中ということもあってか、屋台の店が目に付く。
例によって、そばスペシャルを注文し、すっかりお腹いっぱいになってしまった。
帰り道、もう少しで吐く寸前レベルの食事量だなと、胃腸薬が必要にならないかびくびくしつつ、無事ホテルにたどり着き、お風呂に入ったらすっきりしていた。
この日は23時の就寝であった。