2021年09月25日
「天国と地獄」を聴きながらレポート執筆に全力を注ぐ
大学の通信制課程で勉強するようになり、マルクスの「資本論」に基づいた経済学を学んでいるところですが、商品の価値、貨幣の成立過程など、ためになることが多く、勉強になっています。
今は、労働力商品の概念と、賃金が適正なのかどうかというところについて考えを深めているところですが、本来ならば今月初めに学び終えて、レポートを書き終えねばなりませんでした。
今月前半が休みが少なく、集中して書き物をするにもなかなか文量が多いので、この連休で本気を入れて書くため、「天国と地獄」を聴きながら書くこと4時間、やっと書き終わりました。
終盤にバブル崩壊やら内部留保やら書き加えましたが、デフレが30年くらい続くと、今のように円安(インフレなら正常)ではなく、逆に円高(デフレなら物価価値減少=貨幣価値向上なのでこちら)でなければなりませんので、今のようにインフレ政策も限定的で世界の物価高に釣られて輸入品の価格が上がるようなら、円高にして価格上昇の影響を打ち消す必要があります。
100g缶から60g缶に変わり、その中身もスカスカで油で満たされた輸入ツナ缶を開けるたびに、$1=69円がビックマックの価格から適正だよな~と、しばし考えてしまいます。
インフレに持って行くなら、保有している資産価値を目減りさせ、市中におカネを循環させるしかありません。
それをやるには、可変資本である労働力商品の価値を上げることです。
すなわち、最低賃金の引き上げです。
来月2日から、鹿児島県の最低賃金は時給821円になります。
私が大学に入学した1998年4月の最低賃金は579円でした。
この23年で41.7%上昇したことになります。
私の学生時代のアルバイトは5つほどでしたが、だいたい以下の時給でした。
・家庭教師:2,000円/h
・宅配便仕分け:800円/h
・ピザ配達:650円/h
・通信指導講師:1,000円/h(後に610円/hないし800円/h)
・スーパー:650円/h
学生時代は時間にゆとりがあったこともあり、趣味でやっていたWEBで以下のような月収の推移を載せていましたので、本ブログで再掲します。
¥21,600(1998.4)→¥45,800(1998.10)→¥51,000(1999.2)→約¥90,000(1999.11)→約¥78,000(2000.2)→約¥50,000(2000.4)→約¥70,000(2000.6)→約¥90,000(2001.5)→約¥112,000(2001.6)→約¥135,000(2001.7)→約¥118,000(2001.8)
最低賃金が今より低い頃でこれだけ稼げているので、何とかなるものです。
問題は、付加価値分の稼ぎが得られているのか、という点で、明らかに低いです。
20年前の学生アルバイト(=私)の稼ぎが上記の額なので、今だったら15万円くらいになってほしいところですが、現実そんなに変わっていないのではないかと危惧します。
日本国勢図会に載っている県民所得(2016年)と最低賃金(2015年10月~2016年9月)の関係を、自ら整理してみたところ、鹿児島県の1人当たり県民所得は241.4万円でした。
これが県民1人当たり個人所得になると183.3万円であり、県民1人当たり法人等所得は58.1万円と算出されます。
個人所得比率は75.9%で、東京都(71.2%)、和歌山県(71.5%)に次いで3番目の低さです。
つまり、賃金が稼ぎや儲けの割に低い、ということを示唆します。
全国平均は82.1%なので、198.2万円の1人当たり個人所得が適正、となります。
全国平均ベースでは198.2万円-183.3万円=14.9万円が企業・団体の懐に入っていることになります。
これを是正する最低賃金は、(法人等所得÷最低賃金)÷{(法人等所得-14.9万円)÷最低賃金}×最低賃金で算出し、
(58.1万円÷694)÷{(58.1万円-14.9万円)÷694}×694=837.18÷622.48×694=933円と算出されます。
この額ならば私の基本給を上回るので、日給が増えたのですが、まだそこまでには至っていません。
福岡県を超え、兵庫県や京都府並みとは、人を呼べる金額です。
このように、様々なデータから分析することで、現状が妥当なのか、何か問題はないのか見えてきます。
輸入物価を下げるのか、賃金を引き上げて労働対価の適正化を図るのか、政治が昔からの輸出一本足打法のままで良いのか考えてみてください。
※昔管理していたウェブサイトのパソコン上に退避しているローカルデータによれば、高校時代に政治経済学科への進学も考えていたようで、今頃経済学を学ぶのは何かの縁かもしれません。
今は、労働力商品の概念と、賃金が適正なのかどうかというところについて考えを深めているところですが、本来ならば今月初めに学び終えて、レポートを書き終えねばなりませんでした。
今月前半が休みが少なく、集中して書き物をするにもなかなか文量が多いので、この連休で本気を入れて書くため、「天国と地獄」を聴きながら書くこと4時間、やっと書き終わりました。
終盤にバブル崩壊やら内部留保やら書き加えましたが、デフレが30年くらい続くと、今のように円安(インフレなら正常)ではなく、逆に円高(デフレなら物価価値減少=貨幣価値向上なのでこちら)でなければなりませんので、今のようにインフレ政策も限定的で世界の物価高に釣られて輸入品の価格が上がるようなら、円高にして価格上昇の影響を打ち消す必要があります。
100g缶から60g缶に変わり、その中身もスカスカで油で満たされた輸入ツナ缶を開けるたびに、$1=69円がビックマックの価格から適正だよな~と、しばし考えてしまいます。
インフレに持って行くなら、保有している資産価値を目減りさせ、市中におカネを循環させるしかありません。
それをやるには、可変資本である労働力商品の価値を上げることです。
すなわち、最低賃金の引き上げです。
来月2日から、鹿児島県の最低賃金は時給821円になります。
私が大学に入学した1998年4月の最低賃金は579円でした。
この23年で41.7%上昇したことになります。
私の学生時代のアルバイトは5つほどでしたが、だいたい以下の時給でした。
・家庭教師:2,000円/h
・宅配便仕分け:800円/h
・ピザ配達:650円/h
・通信指導講師:1,000円/h(後に610円/hないし800円/h)
・スーパー:650円/h
学生時代は時間にゆとりがあったこともあり、趣味でやっていたWEBで以下のような月収の推移を載せていましたので、本ブログで再掲します。
¥21,600(1998.4)→¥45,800(1998.10)→¥51,000(1999.2)→約¥90,000(1999.11)→約¥78,000(2000.2)→約¥50,000(2000.4)→約¥70,000(2000.6)→約¥90,000(2001.5)→約¥112,000(2001.6)→約¥135,000(2001.7)→約¥118,000(2001.8)
最低賃金が今より低い頃でこれだけ稼げているので、何とかなるものです。
問題は、付加価値分の稼ぎが得られているのか、という点で、明らかに低いです。
20年前の学生アルバイト(=私)の稼ぎが上記の額なので、今だったら15万円くらいになってほしいところですが、現実そんなに変わっていないのではないかと危惧します。
日本国勢図会に載っている県民所得(2016年)と最低賃金(2015年10月~2016年9月)の関係を、自ら整理してみたところ、鹿児島県の1人当たり県民所得は241.4万円でした。
これが県民1人当たり個人所得になると183.3万円であり、県民1人当たり法人等所得は58.1万円と算出されます。
個人所得比率は75.9%で、東京都(71.2%)、和歌山県(71.5%)に次いで3番目の低さです。
つまり、賃金が稼ぎや儲けの割に低い、ということを示唆します。
全国平均は82.1%なので、198.2万円の1人当たり個人所得が適正、となります。
全国平均ベースでは198.2万円-183.3万円=14.9万円が企業・団体の懐に入っていることになります。
これを是正する最低賃金は、(法人等所得÷最低賃金)÷{(法人等所得-14.9万円)÷最低賃金}×最低賃金で算出し、
(58.1万円÷694)÷{(58.1万円-14.9万円)÷694}×694=837.18÷622.48×694=933円と算出されます。
この額ならば私の基本給を上回るので、日給が増えたのですが、まだそこまでには至っていません。
福岡県を超え、兵庫県や京都府並みとは、人を呼べる金額です。
このように、様々なデータから分析することで、現状が妥当なのか、何か問題はないのか見えてきます。
輸入物価を下げるのか、賃金を引き上げて労働対価の適正化を図るのか、政治が昔からの輸出一本足打法のままで良いのか考えてみてください。
※昔管理していたウェブサイトのパソコン上に退避しているローカルデータによれば、高校時代に政治経済学科への進学も考えていたようで、今頃経済学を学ぶのは何かの縁かもしれません。