2017年04月28日
北海道鉄道旅行第二弾[2017]・2日目(4/23)
週の半ばまでは、旅行疲れで眠気が少々生じておりましたが、ようやく全快といったところです。
昨日は大隅半島を上空から眺めるという番組が放送されていたため、見てみたら、私の車が見えました。
住んでいる街を上空から見るのも面白いものです。
さて、いよいよ今回の北海道旅行の最終日、札幌市内観光の模様と帰路について記します。
起床は6時40分。
ホテルを出るのは8時前で大丈夫なのだが、やはり起床後半分眠いながらも風呂に入る。
冬の防寒装備着用も新千歳空港まで、リュック兼用キャリーバッグに収納するまではもうしばらくである。
ホテルのバイキング朝食を摂るのだが、昨年12月に航空自衛隊新田原基地航空祭に行った時に宮崎で宿泊したホテルと同じチェーンのため、献立はだいたい同じである。
しかし、悲劇は起こった。
料理を皿に盛ろうとした際、トレーが転落、大音響とともに飛び散る有様であった。
食べ物を粗末にしてはいけないという教育を受けた身としては、なんとことをしてしまったのだろうと情けなくなったものだが、ホテルの方の対応に心が救われた。
若いころは敬遠していたところだが、今はいいホテルチェーンだとつくづく感じる。
ホテルを7時55分に出発、すすきの電停を8:02に出る市電に乗ろうと向かうと、ちょうど電車がやってきていた。

すすきのの顔・ニッカウヰスキーの看板に別れを告げ、2015年12月に開通した西4丁目まで乗車する。
もともと、すすきの電停から西4丁目電停までは路線がつながっていたのだが、すすきののメインストリートには線路がなく、大回りで接続されていた。
それがメインストリートに線路が敷かれ、狸小路電停を挟んで接続されたのであった。
山手線や大阪環状線のように、環状線は電車の運行上非常に効率が良い。
実際、札幌市電は環状線になってから利用者が増えているそうである。
西4丁目電停には4分後に停車。

歩いて3分程度の距離なので、あくまで試乗程度なのだが、伊予鉄道、広島電鉄に次ぐ3つ目の路面電車乗車である。
次は熊本市電になりそうな気もするが、休みが少ないためなかなかゆとりのある旅行がしづらいのが悩みの種である。
ここからは歩いて大通公園を抜け、札幌市時計台へ向かう。
すすきのと札幌駅の中間地点に相当する場所で、途中さっぽろテレビ塔が視界に入った。

時間にゆとりがあれば行ってみたかったが、今回はパスとなった。
しばらく歩くと札幌市時計台が見えてきた。


朝早くから観光客が訪れて写真撮影をしている。
噂には聞いていたが、周囲がビル群に囲まれており、景観保全地区に指定するのも困難な状態ではあるが、新しき中にも古い歴史あるものが存在していること自体が大したことだと感じる。
札幌市時計台を後にし、大通駅から札幌市営地下鉄東豊線に乗って福住駅まで。
東豊線に乗るのはこれが初めてである。
日ハムファン及びコンサドーレ札幌サポーターなら、ほぼ全ての人が確実にこの路線に乗る。
札幌ドーム最寄り駅だからである。
が、この日は8時半過ぎ、野球もサッカーも試合はない。
日ハムはライオンズ戦で所沢に遠征中、コンサドーレ札幌も浦和レッズと埼玉スタジアムで対戦した翌日だからだ。
・・・両チームそろって埼玉県に遠征中というのも、なかなか奇遇である。
福住駅で羊ケ丘展望台行きのバスに乗り込む。
10人近く並んでいたが、無事に座れた。
帰宅してから知ったのだが、この路線はSUICAが使用できるとのこと。
札幌郊外の住宅街を走り、やがて羊ケ丘展望台バス停に到着。
一般の客は、入口で入場料を払うのだが、バスの客の場合、停留所に窓口があり、ここで入場料を支払う。
お代は大人520円。
停留所から目と鼻の先に、「Boys, be ambitious!!」でおなじみ、クラーク博士の銅像が目に入る。
元カノの修学旅行写真で見たことはあったが、現地で直にお目にかかるのはこれが初めてである。





羊ケ丘展望台の表札は写真で見たものより経年劣化が見られるも、同一のものであった。
その名前の通り、本来は羊の放牧場なのであるが、まだシーズン前なので、札幌市街地を眺めるのみであった。
西の方角に雪をかぶった山が見え、やはり北の大地は寒いものだと感じるに十分だった。
その後、土産を買いにオーストリア館へ。

1Fがカフェ、2Fが土産コーナーとなっており、定番のお菓子、レトルトカレー、ご当地限定のお菓子、さらにはクラーク博士にちなんだ品を購入してみたら、1.8万円もの勘定となった。
広島に行く時ですら、土産代は1万円もかからないので、北海道の物産の魅力もさることながら、なかなか南九州の人間には気軽に行けない土地ということも理由としてはあるのだろう。
おかげで来月の給料日まで追加でお金を下ろすことが確定してしまったのであったが、土産の半分をバッグに何とか押し込み、残り半分をバッグに括り付けて帰りの始発バスに乗車。
観光地と地下鉄の駅を結ぶバスではあるが、住宅地の沿線から続々と乗客が乗車して車内はかなり混雑した状態になった。
バスは4分遅れで到着し、ダッシュで福住駅に停車していた電車に乗れた。
福住駅からさっぽろ駅へ向かい、定刻通りに到着、乗り換え余裕時分は16分なので、エスタを抜けて札幌駅東改札口に出た。
ここで快速エアポート102号に乗り込み、荷物を荷棚に置き、事前に購入しておいた指定席に座ると、中国人の女性が隣の席に座り、ご飯を食べ始めた。
背後でも別の中国人男性が何やら大声で会話をしており、その話の内容に反応したか、前席の別の中国人女性がそちらの方を見ているような状況だった。
新千歳空港駅に到着し、奥の手荷物預かり所が空いているとの係員の誘導で荷物2つを難なく預け、土産と一緒にコートを入れておく。
お昼ご飯に、ドライブインいとうの豚丼を食べる。
厚い豚バラ肉に、うなぎの蒲焼のたれがかかり、山椒をお好みでかけて食べるというもので、とてもおいしくいただけた。
帯広にはまだ行ったことがない。
次回が道東になるのかどうかは未定だが、行けるかどうかは時間次第である。
正午過ぎのAIR DOの羽田行きに乗り込むが、またもや機長は中村氏とのこと。
前日の悪天候でも至って無難な運航だったことに安心していたため、たまに寝、たまに起き、外の景色を眺める。
全国的にはまだ雲がところどころ残る空模様だったため、断片的な感じであった。
定刻より10分ほど早く羽田空港に到着、羽田空港でも乗り換えは初めてで、係員に航空券を見せた後、奥のエレベーターから上の階に上がるよう言われ、移動してみると、前日通った場所に出た。
搭乗口54番に向かうと、前日の予想通りだった。
55番が札幌行き、56番が大分行きとなっており、列島の南北の接点のような感覚だった。
前回の北海道旅行と同じく、15時過ぎに飛び立つ飛行機で東京を後にし、鹿児島空港に17時過ぎに到着。
荷物は比較的まとめて出てきたため、早い内に退出することができた。
駐車券を財布に入れていたので、事前清算を行い、1,600円支払う。
車のところへ戻り、駐車場の出口で券を挿そうとしたが、勝手にバーが開いた。
どうやらナンバープレートを読み取る仕様になっていて、事前清算済のため、止める必要がないから開いたのだ。
少々拍子抜けしつつ、国道504号に沿って帰宅、ケンタッキーに寄ったため帰着は19時過ぎだった。
こうして在職中は難しいと思っていた北海道鉄道旅行第二弾も無事に終了、今まで組んだ計画の中で一番窮屈な日程なのであったが、何とかうまくいった。
天候が比較的安定しており、日本の交通機関が優秀だからだとつくづく思う。
次もまた北海道に行きたいところだが、休みと旅費の問題はもちろんのこと、交友関係などの状況で変化する。
今のところ確定しているのが、友人たちとの夏のドライブ旅行くらいのものである。
今年はツーリングですら予定が今の段階でも未定という、過去10年に一切無かった展開となっており、「北海道後」をどうするかはこれからである。
基本的に節制して、また次の機会をうかがうことが、今の自分にとっては最良の道と思う。
また北の大地へ足を踏み入れるその日が来るのが待ち遠しいものである。
昨日は大隅半島を上空から眺めるという番組が放送されていたため、見てみたら、私の車が見えました。
住んでいる街を上空から見るのも面白いものです。
さて、いよいよ今回の北海道旅行の最終日、札幌市内観光の模様と帰路について記します。
起床は6時40分。
ホテルを出るのは8時前で大丈夫なのだが、やはり起床後半分眠いながらも風呂に入る。
冬の防寒装備着用も新千歳空港まで、リュック兼用キャリーバッグに収納するまではもうしばらくである。
ホテルのバイキング朝食を摂るのだが、昨年12月に航空自衛隊新田原基地航空祭に行った時に宮崎で宿泊したホテルと同じチェーンのため、献立はだいたい同じである。
しかし、悲劇は起こった。
料理を皿に盛ろうとした際、トレーが転落、大音響とともに飛び散る有様であった。
食べ物を粗末にしてはいけないという教育を受けた身としては、なんとことをしてしまったのだろうと情けなくなったものだが、ホテルの方の対応に心が救われた。
若いころは敬遠していたところだが、今はいいホテルチェーンだとつくづく感じる。
ホテルを7時55分に出発、すすきの電停を8:02に出る市電に乗ろうと向かうと、ちょうど電車がやってきていた。

すすきのの顔・ニッカウヰスキーの看板に別れを告げ、2015年12月に開通した西4丁目まで乗車する。
もともと、すすきの電停から西4丁目電停までは路線がつながっていたのだが、すすきののメインストリートには線路がなく、大回りで接続されていた。
それがメインストリートに線路が敷かれ、狸小路電停を挟んで接続されたのであった。
山手線や大阪環状線のように、環状線は電車の運行上非常に効率が良い。
実際、札幌市電は環状線になってから利用者が増えているそうである。
西4丁目電停には4分後に停車。

歩いて3分程度の距離なので、あくまで試乗程度なのだが、伊予鉄道、広島電鉄に次ぐ3つ目の路面電車乗車である。
次は熊本市電になりそうな気もするが、休みが少ないためなかなかゆとりのある旅行がしづらいのが悩みの種である。
ここからは歩いて大通公園を抜け、札幌市時計台へ向かう。
すすきのと札幌駅の中間地点に相当する場所で、途中さっぽろテレビ塔が視界に入った。

時間にゆとりがあれば行ってみたかったが、今回はパスとなった。
しばらく歩くと札幌市時計台が見えてきた。


朝早くから観光客が訪れて写真撮影をしている。
噂には聞いていたが、周囲がビル群に囲まれており、景観保全地区に指定するのも困難な状態ではあるが、新しき中にも古い歴史あるものが存在していること自体が大したことだと感じる。
札幌市時計台を後にし、大通駅から札幌市営地下鉄東豊線に乗って福住駅まで。
東豊線に乗るのはこれが初めてである。
日ハムファン及びコンサドーレ札幌サポーターなら、ほぼ全ての人が確実にこの路線に乗る。
札幌ドーム最寄り駅だからである。
が、この日は8時半過ぎ、野球もサッカーも試合はない。
日ハムはライオンズ戦で所沢に遠征中、コンサドーレ札幌も浦和レッズと埼玉スタジアムで対戦した翌日だからだ。
・・・両チームそろって埼玉県に遠征中というのも、なかなか奇遇である。
福住駅で羊ケ丘展望台行きのバスに乗り込む。
10人近く並んでいたが、無事に座れた。
帰宅してから知ったのだが、この路線はSUICAが使用できるとのこと。
札幌郊外の住宅街を走り、やがて羊ケ丘展望台バス停に到着。
一般の客は、入口で入場料を払うのだが、バスの客の場合、停留所に窓口があり、ここで入場料を支払う。
お代は大人520円。
停留所から目と鼻の先に、「Boys, be ambitious!!」でおなじみ、クラーク博士の銅像が目に入る。
元カノの修学旅行写真で見たことはあったが、現地で直にお目にかかるのはこれが初めてである。





羊ケ丘展望台の表札は写真で見たものより経年劣化が見られるも、同一のものであった。
その名前の通り、本来は羊の放牧場なのであるが、まだシーズン前なので、札幌市街地を眺めるのみであった。
西の方角に雪をかぶった山が見え、やはり北の大地は寒いものだと感じるに十分だった。
その後、土産を買いにオーストリア館へ。

1Fがカフェ、2Fが土産コーナーとなっており、定番のお菓子、レトルトカレー、ご当地限定のお菓子、さらにはクラーク博士にちなんだ品を購入してみたら、1.8万円もの勘定となった。
広島に行く時ですら、土産代は1万円もかからないので、北海道の物産の魅力もさることながら、なかなか南九州の人間には気軽に行けない土地ということも理由としてはあるのだろう。
おかげで来月の給料日まで追加でお金を下ろすことが確定してしまったのであったが、土産の半分をバッグに何とか押し込み、残り半分をバッグに括り付けて帰りの始発バスに乗車。
観光地と地下鉄の駅を結ぶバスではあるが、住宅地の沿線から続々と乗客が乗車して車内はかなり混雑した状態になった。
バスは4分遅れで到着し、ダッシュで福住駅に停車していた電車に乗れた。
福住駅からさっぽろ駅へ向かい、定刻通りに到着、乗り換え余裕時分は16分なので、エスタを抜けて札幌駅東改札口に出た。
ここで快速エアポート102号に乗り込み、荷物を荷棚に置き、事前に購入しておいた指定席に座ると、中国人の女性が隣の席に座り、ご飯を食べ始めた。
背後でも別の中国人男性が何やら大声で会話をしており、その話の内容に反応したか、前席の別の中国人女性がそちらの方を見ているような状況だった。
新千歳空港駅に到着し、奥の手荷物預かり所が空いているとの係員の誘導で荷物2つを難なく預け、土産と一緒にコートを入れておく。
お昼ご飯に、ドライブインいとうの豚丼を食べる。
厚い豚バラ肉に、うなぎの蒲焼のたれがかかり、山椒をお好みでかけて食べるというもので、とてもおいしくいただけた。
帯広にはまだ行ったことがない。
次回が道東になるのかどうかは未定だが、行けるかどうかは時間次第である。
正午過ぎのAIR DOの羽田行きに乗り込むが、またもや機長は中村氏とのこと。
前日の悪天候でも至って無難な運航だったことに安心していたため、たまに寝、たまに起き、外の景色を眺める。
全国的にはまだ雲がところどころ残る空模様だったため、断片的な感じであった。
定刻より10分ほど早く羽田空港に到着、羽田空港でも乗り換えは初めてで、係員に航空券を見せた後、奥のエレベーターから上の階に上がるよう言われ、移動してみると、前日通った場所に出た。
搭乗口54番に向かうと、前日の予想通りだった。
55番が札幌行き、56番が大分行きとなっており、列島の南北の接点のような感覚だった。
前回の北海道旅行と同じく、15時過ぎに飛び立つ飛行機で東京を後にし、鹿児島空港に17時過ぎに到着。
荷物は比較的まとめて出てきたため、早い内に退出することができた。
駐車券を財布に入れていたので、事前清算を行い、1,600円支払う。
車のところへ戻り、駐車場の出口で券を挿そうとしたが、勝手にバーが開いた。
どうやらナンバープレートを読み取る仕様になっていて、事前清算済のため、止める必要がないから開いたのだ。
少々拍子抜けしつつ、国道504号に沿って帰宅、ケンタッキーに寄ったため帰着は19時過ぎだった。
こうして在職中は難しいと思っていた北海道鉄道旅行第二弾も無事に終了、今まで組んだ計画の中で一番窮屈な日程なのであったが、何とかうまくいった。
天候が比較的安定しており、日本の交通機関が優秀だからだとつくづく思う。
次もまた北海道に行きたいところだが、休みと旅費の問題はもちろんのこと、交友関係などの状況で変化する。
今のところ確定しているのが、友人たちとの夏のドライブ旅行くらいのものである。
今年はツーリングですら予定が今の段階でも未定という、過去10年に一切無かった展開となっており、「北海道後」をどうするかはこれからである。
基本的に節制して、また次の機会をうかがうことが、今の自分にとっては最良の道と思う。
また北の大地へ足を踏み入れるその日が来るのが待ち遠しいものである。
2017年04月25日
北海道鉄道旅行第二弾[2017]・1日目(4/22)
デジカメの画像を取り込もうにも、なぜかデバイスを認識しない異常事態に陥っていましたが、再起動の末何とか対応できる状況に回復しました。
スマホで撮ってもさほど遜色ない画が撮れますので、どちらがいいのか悩みどころですが、しばらくはデジカメに頑張ってもらおうと思います。
というわけで、東京から北海道へと向かった1日目について記します。
起床は5時40分。
結局少し早く起きたのだが、風呂に入ってから出発しようと、半ば眠い中を湯船に浸かる。
6時半過ぎにホテルのロビーに入り、3種類のパンとオレンジジュースの簡素な朝食を摂る。
10分弱で平らげ、ホテルを後にする。
京急蒲田駅に向かって歩いていくが、ホテル前はシン・ゴジラのロケが行われた場所であり、実際の現場と劇中の現場が違うのではないかと思うほど、朝の光景は至って平穏であった。
まあ、朝から怪獣が襲撃してしまうようでは世も末、平和なのが何よりなのである。
最近気になる「いきなり!ステーキ。」を横目に京急蒲田駅に到着、SUICAに1,000円をチャージし、ちょうどやってきていた羽田空港行きの急行に乗り込む。
車両は京成のもので、近年純粋な京急車両には乗ってないものである。
羽田空港で保安検査場も無事に通過、55番搭乗口から8:15出発の飛行機に乗り込む。
隣には54番に宮崎行き、56番に釧路行きの搭乗案内が出ていた。
これは下手すると鹿児島行きもこの辺で案内されるのではという予感がしつつ、羽田34R滑走路より離陸、久々のAIRDO機で北上する。
機長は中村氏ということで、日本人であることに安心しつつ、基本的に寝る。
窓側の座席にしたものの、天候は曇りであった。
すなわち地上の景色は見れない。
この状態は新千歳空港に着くときも継続しており、全く景色が見えない中降下、着陸30秒前くらいでようやく地上の様子が見え、すぐに滑走路に着陸と相成った。
さて、この日の目的地は稚内である。
行く方法は3つ、羽田から直行便で向かうか、新千歳空港で乗り換えて向かうか、札幌で鉄道ないし高速バスに乗り換えて向かうかのいずれかになる。
今回は新千歳空港で乗り換えていくことにした。
直行便よりも1時間ほど早く着くためである。
そして、その空いた時間を宗谷岬へ向かうために使うことにしたのであった。
が、まずは乗り換えるため、到着ロビーに降りる階段の手前に待ち受ける乗り換え受付担当者にその旨を伝え、搭乗券と保安検査通過票を見せ、仕切りが開けられ、出発側へと移動する。
飛行機の乗り換えはこれが初めてである。
まあ、乗客のほとんどは目的地が札幌なので、乗り換える人はほぼいないのであろう。
3番搭乗口に移動し、プロペラ機に乗る。
ボンバルディアと聞くと、初期不良でトラブルが多かったように思う機種なので、多少不安に思うところがあったが、滑走路を北へ離陸していくときの加速の仕方はなかなかすごかった。
機体名に「Quiet」とつくほどなので、予想より静かであった。
引き続き、外は曇り空が続いていたのであるが、天塩川の河口付近に差し掛かると、雲が取れ、晴れ間がのぞいた。
地上を見ると、サロベツ原野が美しく、きれいに広がっており、日本海側には美しく雪をまとった利尻富士の姿が。
宗谷線の線路も見えており、この片道50分少々の行程が、この後5時間半近い行程に化けるのかと思うと、少々気も滅入るところがあったが、百聞は一見に如かず、まずは立てた計画を実行あるのみである。

稚内空港08滑走路より着陸、端まで滑走した後、Uターンしてから3番スポットに駐機、プロペラの回転が止まってから、というアナウンスに新鮮さを感じつつ、タラップで降りる。10分弱早着であった。
ターミナルビルの1F・到着ロビーに入り、真正面にレンタカーの受付があるので、予約していた旨を伝え、ビルの出口左に止めてあるワゴン車に送迎され、レンタカー営業所へ。
手続きをテキパキと終え、予定よりも10分早くレンタカーに乗ることができた。
稚内駅を出発するサロベツ4号の時刻は13:01。
12:50までには着くようにしなければならない。
久々に運転する普通車は、操作感覚を戻すのに一苦労しつつ、ひたすら一旦停止で4車線国道に出る。
信号はないのか?と思いつつ、交通量が少ないので、これでよいのだろう。
「特別快速Vits2号」は、途中ダンプカーの後ろをゆっくり走りつつ、11:46に宗谷岬に到達。
新千歳空港にいる間に、真冬のコート着用であったため、気温4度にもビクともせず、デジカメで写真を撮りまくる。






本土最南端の佐多岬に2度行ったことのある男が、ついに本土最北端へと到達した。
まあ、本来はバイクで来るべき場所なのだが、現職にいる間はとてもでないがそれは不可能である。
サハリンも遠くに見えて、天気も良く、北風が強く吹き付け寒いながらも、すがすがしいものであった。
宗谷岬到達証明書を100円で購入した後、再び車に乗り込み、元来た道を稚内市街地へ向けて走っていく。
遠くに利尻富士が見え、羽田からの直行便がちょうど稚内空港へ着陸してくるところであった。
なかなか景色が美しく、異国の地に来た感じが強かった。
途中、レンタカー返却に備えてガソリンを給油し、600円もしなかった。
予定より早く稚内市街地に着いたため、おまけで稚泊航路の痕跡である、岸壁を見に行くことに。






戦前日本の国威を目の当たりにしたような感じを受けたが、今も立派に残っているところが素晴らしいと思う。
レンタカーを無事に返却し、稚内駅に向かう。







海鮮三昧の駅弁(1,400円)を購入し、用を足し、改札の駅員に激励の言葉をかけた後、サロベツ4号に乗車する。
なんせここから先は旭川駅に着くまで自販機はないわ、車内販売はないわという車内サービスの悪さである。
グリーン席に陣取り、ビデオカメラをコンセントにさしたまま車窓を撮影する。
鹿児島から持ってきたペットボトルをテーブルに置き、駅弁を食べながら撮影のため、何度かビデオカメラが窓淵から落下するものの、南稚内駅の先で何とか食べ終え、しばし車窓を眺める。ただ、進行方向左側なので、景色は山側、少々イマイチでもある。
ふと思ったのが、2014年10月に乗車したリゾートしらかみの件である。
乗車時間はサロベツよりも長い4時間20分近く、車内販売はあり、ザコ寝可能なコンパートメントもある。
同じディーゼル車でありながら、一方はサービスがよく、一方は悪いというのもいかがなものであろうか。
宗谷線の利用増に向けては、特急3往復に全てザコ寝車を連結してみてはいかがであろうかと考える。
日田彦山線乗車以来、久々に昼行列車で睡魔に襲われる事態になったことからであるのだが、3段で進行方向と平行に、窓が頭のあるところにある、というのが理想的かと思う。
無論、ゆふいんの森のように、車内販売コーナーも設けておき、沿線の特産や飲み物、アイスクリームなどが買えれば、リゾートしらかみの時のように500~1,000円ほどお金を使うようになるのではなかろうか。
車内販売については土日祝日、長期休暇期間中のみの運用でもいいので、やはり高速バスとの差別化を考えれば、JR北海道はこうした施策を打ち出すべきである。
まあ何とか睡魔はしのぎきり、天塩中川駅付近からまた曇り空が広がり初める。
道央道の建設工事の様子が見られ、音威子府駅付近との連絡は完全に自動車優位になりそうな気配で、なおさら宗谷線の名寄以北は廃線になるかもしれない。
サハリンと線路をつなぐことは脇に置いておいても、稚内までの交通手段に鉄道を残すかどうか重要な岐路に立っている気は、こうした沿線環境の変化を通してしてくる。
名寄駅の手前くらいから小雨が降り出し、士別駅では局地的に小雪へと変わった。
4月の下旬に入っても、雪が降るとはさすが北海道である。
比布(ぴっぷ)駅を抜け、特に肩こりはないまま石北線と合流、新旭川駅の先、旭川四条駅で信号停車した。
貨物列車が遅れているのであろう。
4分遅れで旭川駅に到着した。



天気は引き続き小雨、これは札幌駅に着くまで続いた。
北海道新幹線開業前は海峡線の特急用車両(スーパー白鳥)であった車両が今春より活躍の場を道央に移したのが今回乗車する特急ライラック36号である。
鉄道について良く分からない諸兄もおられると思うので、軽くここでまとめておく。

↑従来、札幌~旭川間を結んでいた特急「カムイ」号、5両編成

↑北海道新幹線開業前に函館~青森間を結んでいた特急「スーパー白鳥」号、基本6両編成
札幌~旭川間の電車特急を増やした分、ディーゼル特急の運転区間短縮が可能となり、乗り換えることになったのである。
なお、定員と使用する電車が異なる以外でカムイ・ライラックの大きな違いはない。

貨物列車の遅れが各方面で影響しているのか、定刻の4分遅れで札幌駅に到着した。
稚内駅を出てから5時間半も列車に揺られていたというのがすごいものだが、北海道が広いことも実によく分かった。
まあ、個人的に面白いと思ったのが、岩見沢を出た後、札幌直行ということである。
前回の北海道旅行では、札幌駅から岩見沢行きの普通列車に乗ったものであったが、この区間全て通過である。
JR九州的な思考で考えると、江別駅と厚別駅に特急を停車させ、自由席券を300円で販売してライナー的な運用を考えるのではないかと思うが、並行する高速バスとの競争もすさまじいものがあるのであろう。
なお、ここからさらに函館を目指すのであればさらに3時間半かかる。
稚内から函館までの完全縦走も可能ではあるが、今回は初めてすすきのに降り立つ。
ニッカの看板を見て当地に来たことを強く実感、ホテルにチェックインする。
向かった先はさっぽろジンギスカン本店である。
前回向かったさっぽろジンギスカン千歳と、名前的に総本山の関係と思われるが、今回は普通に営業しており、半ば相席状態でカウンターに陣取る。
とてもはしが進むジンギスカンで、大変おいしくいただいた。
やはり北海道に来たならジンギスカンだなと思いつつ、ご当地ならではの店にも顔を出して就寝と相成った。
スマホで撮ってもさほど遜色ない画が撮れますので、どちらがいいのか悩みどころですが、しばらくはデジカメに頑張ってもらおうと思います。
というわけで、東京から北海道へと向かった1日目について記します。
起床は5時40分。
結局少し早く起きたのだが、風呂に入ってから出発しようと、半ば眠い中を湯船に浸かる。
6時半過ぎにホテルのロビーに入り、3種類のパンとオレンジジュースの簡素な朝食を摂る。
10分弱で平らげ、ホテルを後にする。
京急蒲田駅に向かって歩いていくが、ホテル前はシン・ゴジラのロケが行われた場所であり、実際の現場と劇中の現場が違うのではないかと思うほど、朝の光景は至って平穏であった。
まあ、朝から怪獣が襲撃してしまうようでは世も末、平和なのが何よりなのである。
最近気になる「いきなり!ステーキ。」を横目に京急蒲田駅に到着、SUICAに1,000円をチャージし、ちょうどやってきていた羽田空港行きの急行に乗り込む。
車両は京成のもので、近年純粋な京急車両には乗ってないものである。
羽田空港で保安検査場も無事に通過、55番搭乗口から8:15出発の飛行機に乗り込む。
隣には54番に宮崎行き、56番に釧路行きの搭乗案内が出ていた。
これは下手すると鹿児島行きもこの辺で案内されるのではという予感がしつつ、羽田34R滑走路より離陸、久々のAIRDO機で北上する。
機長は中村氏ということで、日本人であることに安心しつつ、基本的に寝る。
窓側の座席にしたものの、天候は曇りであった。
すなわち地上の景色は見れない。
この状態は新千歳空港に着くときも継続しており、全く景色が見えない中降下、着陸30秒前くらいでようやく地上の様子が見え、すぐに滑走路に着陸と相成った。
さて、この日の目的地は稚内である。
行く方法は3つ、羽田から直行便で向かうか、新千歳空港で乗り換えて向かうか、札幌で鉄道ないし高速バスに乗り換えて向かうかのいずれかになる。
今回は新千歳空港で乗り換えていくことにした。
直行便よりも1時間ほど早く着くためである。
そして、その空いた時間を宗谷岬へ向かうために使うことにしたのであった。
が、まずは乗り換えるため、到着ロビーに降りる階段の手前に待ち受ける乗り換え受付担当者にその旨を伝え、搭乗券と保安検査通過票を見せ、仕切りが開けられ、出発側へと移動する。
飛行機の乗り換えはこれが初めてである。
まあ、乗客のほとんどは目的地が札幌なので、乗り換える人はほぼいないのであろう。
3番搭乗口に移動し、プロペラ機に乗る。
ボンバルディアと聞くと、初期不良でトラブルが多かったように思う機種なので、多少不安に思うところがあったが、滑走路を北へ離陸していくときの加速の仕方はなかなかすごかった。
機体名に「Quiet」とつくほどなので、予想より静かであった。
引き続き、外は曇り空が続いていたのであるが、天塩川の河口付近に差し掛かると、雲が取れ、晴れ間がのぞいた。
地上を見ると、サロベツ原野が美しく、きれいに広がっており、日本海側には美しく雪をまとった利尻富士の姿が。
宗谷線の線路も見えており、この片道50分少々の行程が、この後5時間半近い行程に化けるのかと思うと、少々気も滅入るところがあったが、百聞は一見に如かず、まずは立てた計画を実行あるのみである。

稚内空港08滑走路より着陸、端まで滑走した後、Uターンしてから3番スポットに駐機、プロペラの回転が止まってから、というアナウンスに新鮮さを感じつつ、タラップで降りる。10分弱早着であった。
ターミナルビルの1F・到着ロビーに入り、真正面にレンタカーの受付があるので、予約していた旨を伝え、ビルの出口左に止めてあるワゴン車に送迎され、レンタカー営業所へ。
手続きをテキパキと終え、予定よりも10分早くレンタカーに乗ることができた。
稚内駅を出発するサロベツ4号の時刻は13:01。
12:50までには着くようにしなければならない。
久々に運転する普通車は、操作感覚を戻すのに一苦労しつつ、ひたすら一旦停止で4車線国道に出る。
信号はないのか?と思いつつ、交通量が少ないので、これでよいのだろう。
「特別快速Vits2号」は、途中ダンプカーの後ろをゆっくり走りつつ、11:46に宗谷岬に到達。
新千歳空港にいる間に、真冬のコート着用であったため、気温4度にもビクともせず、デジカメで写真を撮りまくる。






本土最南端の佐多岬に2度行ったことのある男が、ついに本土最北端へと到達した。
まあ、本来はバイクで来るべき場所なのだが、現職にいる間はとてもでないがそれは不可能である。
サハリンも遠くに見えて、天気も良く、北風が強く吹き付け寒いながらも、すがすがしいものであった。
宗谷岬到達証明書を100円で購入した後、再び車に乗り込み、元来た道を稚内市街地へ向けて走っていく。
遠くに利尻富士が見え、羽田からの直行便がちょうど稚内空港へ着陸してくるところであった。
なかなか景色が美しく、異国の地に来た感じが強かった。
途中、レンタカー返却に備えてガソリンを給油し、600円もしなかった。
予定より早く稚内市街地に着いたため、おまけで稚泊航路の痕跡である、岸壁を見に行くことに。






戦前日本の国威を目の当たりにしたような感じを受けたが、今も立派に残っているところが素晴らしいと思う。
レンタカーを無事に返却し、稚内駅に向かう。







海鮮三昧の駅弁(1,400円)を購入し、用を足し、改札の駅員に激励の言葉をかけた後、サロベツ4号に乗車する。
なんせここから先は旭川駅に着くまで自販機はないわ、車内販売はないわという車内サービスの悪さである。
グリーン席に陣取り、ビデオカメラをコンセントにさしたまま車窓を撮影する。
鹿児島から持ってきたペットボトルをテーブルに置き、駅弁を食べながら撮影のため、何度かビデオカメラが窓淵から落下するものの、南稚内駅の先で何とか食べ終え、しばし車窓を眺める。ただ、進行方向左側なので、景色は山側、少々イマイチでもある。
ふと思ったのが、2014年10月に乗車したリゾートしらかみの件である。
乗車時間はサロベツよりも長い4時間20分近く、車内販売はあり、ザコ寝可能なコンパートメントもある。
同じディーゼル車でありながら、一方はサービスがよく、一方は悪いというのもいかがなものであろうか。
宗谷線の利用増に向けては、特急3往復に全てザコ寝車を連結してみてはいかがであろうかと考える。
日田彦山線乗車以来、久々に昼行列車で睡魔に襲われる事態になったことからであるのだが、3段で進行方向と平行に、窓が頭のあるところにある、というのが理想的かと思う。
無論、ゆふいんの森のように、車内販売コーナーも設けておき、沿線の特産や飲み物、アイスクリームなどが買えれば、リゾートしらかみの時のように500~1,000円ほどお金を使うようになるのではなかろうか。
車内販売については土日祝日、長期休暇期間中のみの運用でもいいので、やはり高速バスとの差別化を考えれば、JR北海道はこうした施策を打ち出すべきである。
まあ何とか睡魔はしのぎきり、天塩中川駅付近からまた曇り空が広がり初める。
道央道の建設工事の様子が見られ、音威子府駅付近との連絡は完全に自動車優位になりそうな気配で、なおさら宗谷線の名寄以北は廃線になるかもしれない。
サハリンと線路をつなぐことは脇に置いておいても、稚内までの交通手段に鉄道を残すかどうか重要な岐路に立っている気は、こうした沿線環境の変化を通してしてくる。
名寄駅の手前くらいから小雨が降り出し、士別駅では局地的に小雪へと変わった。
4月の下旬に入っても、雪が降るとはさすが北海道である。
比布(ぴっぷ)駅を抜け、特に肩こりはないまま石北線と合流、新旭川駅の先、旭川四条駅で信号停車した。
貨物列車が遅れているのであろう。
4分遅れで旭川駅に到着した。



天気は引き続き小雨、これは札幌駅に着くまで続いた。
北海道新幹線開業前は海峡線の特急用車両(スーパー白鳥)であった車両が今春より活躍の場を道央に移したのが今回乗車する特急ライラック36号である。
鉄道について良く分からない諸兄もおられると思うので、軽くここでまとめておく。

↑従来、札幌~旭川間を結んでいた特急「カムイ」号、5両編成

↑北海道新幹線開業前に函館~青森間を結んでいた特急「スーパー白鳥」号、基本6両編成
札幌~旭川間の電車特急を増やした分、ディーゼル特急の運転区間短縮が可能となり、乗り換えることになったのである。
なお、定員と使用する電車が異なる以外でカムイ・ライラックの大きな違いはない。

貨物列車の遅れが各方面で影響しているのか、定刻の4分遅れで札幌駅に到着した。
稚内駅を出てから5時間半も列車に揺られていたというのがすごいものだが、北海道が広いことも実によく分かった。
まあ、個人的に面白いと思ったのが、岩見沢を出た後、札幌直行ということである。
前回の北海道旅行では、札幌駅から岩見沢行きの普通列車に乗ったものであったが、この区間全て通過である。
JR九州的な思考で考えると、江別駅と厚別駅に特急を停車させ、自由席券を300円で販売してライナー的な運用を考えるのではないかと思うが、並行する高速バスとの競争もすさまじいものがあるのであろう。
なお、ここからさらに函館を目指すのであればさらに3時間半かかる。
稚内から函館までの完全縦走も可能ではあるが、今回は初めてすすきのに降り立つ。
ニッカの看板を見て当地に来たことを強く実感、ホテルにチェックインする。
向かった先はさっぽろジンギスカン本店である。
前回向かったさっぽろジンギスカン千歳と、名前的に総本山の関係と思われるが、今回は普通に営業しており、半ば相席状態でカウンターに陣取る。
とてもはしが進むジンギスカンで、大変おいしくいただいた。
やはり北海道に来たならジンギスカンだなと思いつつ、ご当地ならではの店にも顔を出して就寝と相成った。
2017年04月25日
北海道鉄道旅行第二弾[2017]・0日目(4/21)
当初、「耳をすませば」の舞台の京王線沿線を巡ってみようという思惑で、羽田までの航空券を1月下旬に予約するも、例によって宇都宮在住の友人の精神的疾患が悪化したらしいという事情、加えて、JR北海道が経営的に苦境に立たされていると聞き及び、前回乗った区間が恒常的な赤字と豪雨災害のため数年内に廃線になりそうということで、また北海道行きに予定を変更、でもって実行したのが以下の日程です。
◎0日目 大隅⇒鹿児島空港~羽田空港⇒蒲田
◎1日目 蒲田⇒羽田空港~新千歳空港~稚内空港⇒宗谷岬⇒稚内駅⇒旭川駅⇒札幌駅⇒すすきの駅
◎2日目 すすきの電停⇒西4丁目電停⇒札幌市時計台⇒大通駅⇒福住駅⇒羊ヶ丘展望台⇒福住駅⇒さっぽろ駅⇒札幌駅⇒新千歳空港~羽田空港~鹿児島空港⇒大隅
0日目に前泊地として蒲田駅近くまで行ったこと以外、東京都区部に今回特に足跡を残さなかったことが、今回の旅程の大きな特徴です。
しかも2015年9月以来というのに、です。
それだけ、前回の北海道SW特別鉄道旅行で北海道を気に入ったのだと思います。
今回は、道北の宗谷線全線と、滝川以北の函館線といった未乗車区間、それと前回まともに探索していない札幌市内をちょっとだけブラブラし、オマケで前回の旅行後の2015年12月に開通した札幌市電のすすきの~西4丁目電停間に乗る内容となっています。
というわけで、帰宅当日はメルマガの執筆、翌日は先の友人からの着電による対応で、なかなか執筆できない状況がようやく解消されましたので、出発初日・2017年4月21日について記します。
旅程を組む上で障害となるのが、会社の勤務スケジュールである。
だいたい5・0の付く日の翌日が作業のため出社となることが多く、カレンダーと曜日配列をにらめっこして、ここならいけそうだという日を選んで航空券の予約をするわけであるが、今年に入ってからは部下が去り、一人体制が長く続く最中であったため、正直いろいろとあった。
が、当初の見込み通り無難に出発できる目処が立ったため、準備万端で北の大地へ旅立ったのであった。
会社を珍しく定時で上がり、帰宅してから最後の荷物チェックを終え、18時40分には自宅を出発。
途中、東九州自動車道の末吉財部~国分IC間が20時から翌朝6時まで通行止めという嫌なお知らせが。
ま、その時間には鹿児島空港にいる頃なので、早々と抜けようと順調に走っていく。
空港には19時50分には到着、ふく福でかつお丼を食す。
お代は1,040円。
羽田行き最終便に乗り込み、定時に出発、羽田空港には10分ほど早着し、蒲田駅行きの路線バス乗り場へ。
早着したことが功を奏し、22時20分発のシャトルバスに乗れた。
SUICAが使えるので、前回の北海道旅行の残金チャージ分で余裕で支払えた。
予定より少し遅れて22時53分に蒲田駅に到着。
えきねっとの切符受け取りは23時までなので、早着したからこそ翌朝を待たずに無事に発券できた。
戻ろうとする頃には駅員が戸締りのため指定席券売機コーナーにおり、週末金曜でごった返す蒲田駅を後にし、近くのホテルへチェックイン。
翌朝5時半起床予定が、予定より早く切符を入手できたことで15分遅れで起きれることとなったのであった。
◎0日目 大隅⇒鹿児島空港~羽田空港⇒蒲田
◎1日目 蒲田⇒羽田空港~新千歳空港~稚内空港⇒宗谷岬⇒稚内駅⇒旭川駅⇒札幌駅⇒すすきの駅
◎2日目 すすきの電停⇒西4丁目電停⇒札幌市時計台⇒大通駅⇒福住駅⇒羊ヶ丘展望台⇒福住駅⇒さっぽろ駅⇒札幌駅⇒新千歳空港~羽田空港~鹿児島空港⇒大隅
0日目に前泊地として蒲田駅近くまで行ったこと以外、東京都区部に今回特に足跡を残さなかったことが、今回の旅程の大きな特徴です。
しかも2015年9月以来というのに、です。
それだけ、前回の北海道SW特別鉄道旅行で北海道を気に入ったのだと思います。
今回は、道北の宗谷線全線と、滝川以北の函館線といった未乗車区間、それと前回まともに探索していない札幌市内をちょっとだけブラブラし、オマケで前回の旅行後の2015年12月に開通した札幌市電のすすきの~西4丁目電停間に乗る内容となっています。
というわけで、帰宅当日はメルマガの執筆、翌日は先の友人からの着電による対応で、なかなか執筆できない状況がようやく解消されましたので、出発初日・2017年4月21日について記します。
旅程を組む上で障害となるのが、会社の勤務スケジュールである。
だいたい5・0の付く日の翌日が作業のため出社となることが多く、カレンダーと曜日配列をにらめっこして、ここならいけそうだという日を選んで航空券の予約をするわけであるが、今年に入ってからは部下が去り、一人体制が長く続く最中であったため、正直いろいろとあった。
が、当初の見込み通り無難に出発できる目処が立ったため、準備万端で北の大地へ旅立ったのであった。
会社を珍しく定時で上がり、帰宅してから最後の荷物チェックを終え、18時40分には自宅を出発。
途中、東九州自動車道の末吉財部~国分IC間が20時から翌朝6時まで通行止めという嫌なお知らせが。
ま、その時間には鹿児島空港にいる頃なので、早々と抜けようと順調に走っていく。
空港には19時50分には到着、ふく福でかつお丼を食す。
お代は1,040円。
羽田行き最終便に乗り込み、定時に出発、羽田空港には10分ほど早着し、蒲田駅行きの路線バス乗り場へ。
早着したことが功を奏し、22時20分発のシャトルバスに乗れた。
SUICAが使えるので、前回の北海道旅行の残金チャージ分で余裕で支払えた。
予定より少し遅れて22時53分に蒲田駅に到着。
えきねっとの切符受け取りは23時までなので、早着したからこそ翌朝を待たずに無事に発券できた。
戻ろうとする頃には駅員が戸締りのため指定席券売機コーナーにおり、週末金曜でごった返す蒲田駅を後にし、近くのホテルへチェックイン。
翌朝5時半起床予定が、予定より早く切符を入手できたことで15分遅れで起きれることとなったのであった。
2017年04月18日
Windows10・AnniversaryUpdateにやられる
今週末、ちょいと飛行機に乗って久々に鉄道の旅に出ようということで、じわじわと準備を進めているところですが、先週末、愛用デスクトップPCのWindows10のAnniversary Updateをかましてみようと、その作業自体は2時間もかかりませんでした。
がその後、動作が重くなるようになってしまい、4年前のマザーボード交換時に11万円ほど投入し、さらにおととしの暮れには、グラフィックボードをGeForce GTX 960に上げて、往時のまずまず先端を行くマシンに仕上げてきたものですが、それらの試みが台無しになるような結果になりました。
大昔、WindowsMEというOSで、たまにフリーズして落ちるのとさほど変わらないと思うほど、その重さには絶句し、相当ストレスが溜まりました。
先日まで普通に動画が見れ、キーボード操作も至ってレスポンスも良く、地図などを扱うにもサクサクだったのが、ディスク使用率100%がず~っと続き、モサモサのカクカクになってしまえば、iPadやiPhoneでサクッと情報が簡単に得られる展開であったためです。
というわけで、いったん元に戻し、スタートアップのプログラムを多少無効にして、SuperFetchとOneDriveを停めてみました。
すると、何とか元の状態に戻ったため、こうしてブログの更新ができています。
今日の昼休み中までは、なかなかこんなに快適に扱えない鉄くず寸前のPCでしたので、ふとこんなことが頭をよぎりました。
「Microsoftは、利用中のOSを無料にする代わり、IntelやNVIDIAなどと組んでパーツをじゃんじゃん買わせ、その分キックバックして稼ぐ気なんじゃないか」、と。
そうでなければ、これまで普通に使えたPCが、OSの大型アップデートごときで急に旧型ポンコツ機と同等性能に落ちぶれるはずがありません。
OSは安定性があってこそ成り立つというもので、今回の一件は少々アメリカ企業の胡散臭さについて、懸念を持たせるに十分でした。
皆様もWindows10のアップデートにはどうぞご注意ください。
がその後、動作が重くなるようになってしまい、4年前のマザーボード交換時に11万円ほど投入し、さらにおととしの暮れには、グラフィックボードをGeForce GTX 960に上げて、往時のまずまず先端を行くマシンに仕上げてきたものですが、それらの試みが台無しになるような結果になりました。
大昔、WindowsMEというOSで、たまにフリーズして落ちるのとさほど変わらないと思うほど、その重さには絶句し、相当ストレスが溜まりました。
先日まで普通に動画が見れ、キーボード操作も至ってレスポンスも良く、地図などを扱うにもサクサクだったのが、ディスク使用率100%がず~っと続き、モサモサのカクカクになってしまえば、iPadやiPhoneでサクッと情報が簡単に得られる展開であったためです。
というわけで、いったん元に戻し、スタートアップのプログラムを多少無効にして、SuperFetchとOneDriveを停めてみました。
すると、何とか元の状態に戻ったため、こうしてブログの更新ができています。
今日の昼休み中までは、なかなかこんなに快適に扱えない鉄くず寸前のPCでしたので、ふとこんなことが頭をよぎりました。
「Microsoftは、利用中のOSを無料にする代わり、IntelやNVIDIAなどと組んでパーツをじゃんじゃん買わせ、その分キックバックして稼ぐ気なんじゃないか」、と。
そうでなければ、これまで普通に使えたPCが、OSの大型アップデートごときで急に旧型ポンコツ機と同等性能に落ちぶれるはずがありません。
OSは安定性があってこそ成り立つというもので、今回の一件は少々アメリカ企業の胡散臭さについて、懸念を持たせるに十分でした。
皆様もWindows10のアップデートにはどうぞご注意ください。