2012年09月30日
やってTRY・防音壁を作ってみた(2度目)
今年4月1日以来、ほぼ半年ぶりにもう片方の隣室の防音・遮音対策で防音壁を作りました。
今回は、せっかくなのでどのように作っているかご紹介しましょう。
なお、設置条件としては、
・ジョイナーを使っていない
・壁面に立てかけるが、家具などで倒れないよう固定可能である
この2点です。
ジョイナーを使う場合、正しい方法では垂直に、裏面に両面テープを貼り、壁紙やらクロスやらを傷める危険性があります。
それを避け、水平に、家具で挟んである状態で上側にジョイナーを使うのはありです。
と、前置きはこのくらいとして、材料のご紹介です。
なかなかホームセンターでもそろわない商品なので、専門店のネット通販で取り寄せています。
・吸音ボード:1セット(1,820mm×910mm×5枚)
・有名メーカー強力両面テープ:お得な2本組(10m×2)※ボード1枚につき5.4m程使いますので、3本組の方が無難です。
・売れ筋商品の遮音シート:1本(10m)※余程気になる場合は鉛シートがお勧めですが、値段も重さも違いますので、構わない方はそちらでもOK
・遮音テープ:1本(10m)※今回買ったものの、まだ未使用です。ボード間の漏れが気になる場合に使用予定
商品全体の金額は3万円いかないものの、送料が加わって3万円超えています。
最寄りのホームセンターで手に入るものがあれば、そちらを優先すると少しは負担が減ることでしょう。
まず、施工前の状態がこれ。

地理屋らしく、日本地図に去年元部下の結婚式の引き出物として頂戴したワールドクロック、旧式のブラウン菅テレビの上に上海タワーの模型があります。
この壁の向こうから音が来るのを抑えたい、そういうわけです。

これが吸音ボード5枚組です。
横に立てかけているのが遮音シート。
防音に当たり、吸音と遮音はセットです。
跳ね返し、減衰させる。
これが防音の仕組みです。
なお、これら2枚の写真に写り込んでいる「旧式のブラウン菅テレビ」「電気ポット」「炊飯ジャー」、これら3点はいずれも2003年11月~2004年2月の間に、教員として赴任した川内暮らしの時に購入したものです。
私の所有家財の中でも、スクーターも含めたこの4品は歴戦の勇士並みの生き証人と言えるものです
。
閑話休題、さっそく作業に入るのですが、まずは遮音シートを吸音ボードの高さに合わせてカットして行きます。

使う道具はカッターと下敷き、メジャーです。
シートなので、クルクル巻きになりやすく、立てかけるときは注意が必要です。
5枚分切り終わったら、今度は吸音ボード側の準備に入ります。
まずは、グラスウールがむき出しの面を上にして敷き、辺の上に両面テープを貼っていきます。

なお、一応吸音ボードにも上下はあり、吸音性能を記した数字が逆でない普通の向きが上下になります。
その後、先程カットした遮音シートを「不織布」側が上に来るように吸音ボードの上にかぶせます。

遮音シートの幅は少し広くはみ出るため、右側、左側のいずれかの端からつなぎ合わせるかを考慮し、余りを出す方向を決めます。
右側からつなぎ合わせる場合は左側を、左側からつなぎ合わせる場合は右側に余りを出させます。
そして、片方の側面側から両面テープをはがして接着させていき、上面・下面、最後の側面の順で作業します。
完成して、立てかけたのが以下です。

左側から敷き詰めるため、右側に余白があり、これを次のボードで覆いかぶせつつつなぐ、というやり方で、全部敷き詰めるとこうなります。


日本地図、時刻表、ゴミ出しカレンダーも新たに貼り直され、時計も上に位置を変更して、これで作業終了です。
なお、この間、反対側の壁に設けていた壁の一部が両面テープの張力不足でたわみが生じて倒れ掛かっていたため、修復・配置入替を行っておきました。
また、4枚まではストレートで敷き詰められるものの、5枚目は配置できるスペースがなく、4枚目の上に覆いかぶせてあります。
作業を行う際は、軍手を付け、終わったら掃除と入浴、これでグラスウール飛散によるかゆみなどの症状は緩和・防止できます。
注意点は、とにかく両面テープをケチらないことです。
たわみ⇒バランス崩れ⇒倒壊にならないよう、時々点検して、少しは快適な生活を楽しみましょう。
今回は、せっかくなのでどのように作っているかご紹介しましょう。
なお、設置条件としては、
・ジョイナーを使っていない
・壁面に立てかけるが、家具などで倒れないよう固定可能である
この2点です。
ジョイナーを使う場合、正しい方法では垂直に、裏面に両面テープを貼り、壁紙やらクロスやらを傷める危険性があります。
それを避け、水平に、家具で挟んである状態で上側にジョイナーを使うのはありです。
と、前置きはこのくらいとして、材料のご紹介です。
なかなかホームセンターでもそろわない商品なので、専門店のネット通販で取り寄せています。
・吸音ボード:1セット(1,820mm×910mm×5枚)
・有名メーカー強力両面テープ:お得な2本組(10m×2)※ボード1枚につき5.4m程使いますので、3本組の方が無難です。
・売れ筋商品の遮音シート:1本(10m)※余程気になる場合は鉛シートがお勧めですが、値段も重さも違いますので、構わない方はそちらでもOK
・遮音テープ:1本(10m)※今回買ったものの、まだ未使用です。ボード間の漏れが気になる場合に使用予定
商品全体の金額は3万円いかないものの、送料が加わって3万円超えています。
最寄りのホームセンターで手に入るものがあれば、そちらを優先すると少しは負担が減ることでしょう。
まず、施工前の状態がこれ。

地理屋らしく、日本地図に去年元部下の結婚式の引き出物として頂戴したワールドクロック、旧式のブラウン菅テレビの上に上海タワーの模型があります。
この壁の向こうから音が来るのを抑えたい、そういうわけです。

これが吸音ボード5枚組です。
横に立てかけているのが遮音シート。
防音に当たり、吸音と遮音はセットです。
跳ね返し、減衰させる。
これが防音の仕組みです。
なお、これら2枚の写真に写り込んでいる「旧式のブラウン菅テレビ」「電気ポット」「炊飯ジャー」、これら3点はいずれも2003年11月~2004年2月の間に、教員として赴任した川内暮らしの時に購入したものです。
私の所有家財の中でも、スクーターも含めたこの4品は歴戦の勇士並みの生き証人と言えるものです

閑話休題、さっそく作業に入るのですが、まずは遮音シートを吸音ボードの高さに合わせてカットして行きます。

使う道具はカッターと下敷き、メジャーです。
シートなので、クルクル巻きになりやすく、立てかけるときは注意が必要です。
5枚分切り終わったら、今度は吸音ボード側の準備に入ります。
まずは、グラスウールがむき出しの面を上にして敷き、辺の上に両面テープを貼っていきます。

なお、一応吸音ボードにも上下はあり、吸音性能を記した数字が逆でない普通の向きが上下になります。
その後、先程カットした遮音シートを「不織布」側が上に来るように吸音ボードの上にかぶせます。

遮音シートの幅は少し広くはみ出るため、右側、左側のいずれかの端からつなぎ合わせるかを考慮し、余りを出す方向を決めます。
右側からつなぎ合わせる場合は左側を、左側からつなぎ合わせる場合は右側に余りを出させます。
そして、片方の側面側から両面テープをはがして接着させていき、上面・下面、最後の側面の順で作業します。
完成して、立てかけたのが以下です。

左側から敷き詰めるため、右側に余白があり、これを次のボードで覆いかぶせつつつなぐ、というやり方で、全部敷き詰めるとこうなります。


日本地図、時刻表、ゴミ出しカレンダーも新たに貼り直され、時計も上に位置を変更して、これで作業終了です。
なお、この間、反対側の壁に設けていた壁の一部が両面テープの張力不足でたわみが生じて倒れ掛かっていたため、修復・配置入替を行っておきました。
また、4枚まではストレートで敷き詰められるものの、5枚目は配置できるスペースがなく、4枚目の上に覆いかぶせてあります。
作業を行う際は、軍手を付け、終わったら掃除と入浴、これでグラスウール飛散によるかゆみなどの症状は緩和・防止できます。
注意点は、とにかく両面テープをケチらないことです。
たわみ⇒バランス崩れ⇒倒壊にならないよう、時々点検して、少しは快適な生活を楽しみましょう。
Posted by yochi at 15:58│Comments(0)
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