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プロフィール
yochi
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↑2001年10月・鹿屋市の寿北小学校での教育実習風景より

教員免許を小中高取ったはよかったものの、平成の間は教採一次試験が一度も合格できず・・・。
そんな管理人は、パワハラがはびこる三流○○ック企業で5年半に渡り数々の辛酸をなめた後、招聘された印刷会社のWEB部門で2013年3月に1級ウェブデザイン技能士を取るなど2年間在籍して成長を遂げた後、結構有名な会社に課長職も含め9年弱勤務。
が、定期昇給が無く、頑張り甲斐が無くなったので、元部下の話から教採を15年ぶりに受け始め、令和になって毎年二次試験まで進出できるように。教員免許の追加取得に向けて通信制大学で学び、免許の取得の条件が「人物に関する証明書」の取得で、二次試験落ちから考えられる実地経験の必要性から18年ぶりに臨採教員に復帰。
そして令和6年度から正規教員として勤務開始。
国の宝の子どもたちの育成のため、これまでの経験を活かして頑張ります。
~~所有国家資格~~
【1級ウェブデザイン技能士】
【基本情報技術者】
【2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産)】
【乙種危険物取扱者(第4類)】
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Posted by チェスト at

2014年10月17日

東日本周遊鉄道旅行2014・1日目(10/11)

今日は先ほどまで家計簿を付けておりましたが、貯蓄額は一進一退を続けています。
まあ、旅行に行かなければ貯まる一方なのは間違いなく、単に全都道府県制覇をしたいがための今回の旅行、残りは北海道と沖縄県だけになりましたので、無駄にはならないことでしょう。

というわけで、1日目(10/11)の宇都宮から秋田までの旅程について記します。


前日の就寝が3時半、でもって、この日の起床は5時半。
宇都宮駅を出る下り始発列車の発車時刻が6:54で、それに間に合うバスは6時過ぎの出発と、まさかの2時間睡眠となった。
当然ではあるが眠い。
しかしながら、乗り遅れたら全旅程がパーとなってしまう。
というわけで、親友を起こしてそそくさと支度を始め、無事にバス停に着いた。
なお、親友の車にETCカードを残したままであったことにはこの時気付いていなかった。

バスに乗車し、朝日を浴びながら道を進み、親友の話通り予想以上に早い6時半少し前に宇都宮駅に到着。
指定席券売機に陣取り、えきねっとで予め予約しておいた特急券と指定席券を回収する。
前回の2012年11月の東北周遊鉄道旅行では、暗証番号を3度間違いかかる状況だったが、今回は一発でOKであった。

構内のNEWDAYSで朝食&ポカリ、それに土産用にいちごのキットカットを買い、新幹線ホームへ移動。
中線をE5系&E6系が通過していくが、まさに2年前にE5系&E3系で上野駅で撮影していた臨時列車と同じもの。
そして、当然駅のホームに着いた列車は、2年前にも乗車したやまびこ41号。
相も変らぬE2系を眺めて、2年前に隣の席で若い女性が駅弁を食べていたなあと思いだしつつ、指定席へ向かうも、そこには見ず知らずのカップルが座っていた。
声をかけ、穏便に席に着くのだが、2年前と違って今回は乗車率が高かった。
そして、2年前と違って、グラサンに掛け替え、まずは仙台駅を目指す。

2年前にも見た景色を思い出しながら、しかし、睡眠が超不足しており、結構寝ていた。
福島駅で上りのつばさ号が進行方向と逆に出発していくのも2年前と一緒で、それを親友に説明しつつ、何はともあれ仙台駅に8時ちょうどに着き、6分後に入線して来るはやぶさ1号に乗り換える。
E5系に乗車するのは今回が初めてのことである。
そして、この先の古川駅から北については、未踏の区間ということになる。

基本的に、トンネル区間では寝て、明かり区間では景色を眺める、ということに徹していたが、盛岡から先は2003年秋に開業したこともあり、設備はきれいで、八戸から先はさらに2010年秋に開業したこともあり、もっときれいであった。
なお、こまち1号が盛岡駅で切り離されたが、なぜか踏切の非常装置が働いたようで、3分遅れの出発となった。
また、牛鍵トンネルで起きた陥没事故の話を親友に聞かせ、トンネルを抜けた先には青森の市街地が広がっていた。
現時点で終着駅の新青森駅に3分遅れで着いたわけである。

10時前に青森に着くわけだから、宇都宮から3時間で来れるとは、とんでもない時代になったものである。
リゾートあすなろ竜飛1号に乗車し、後ろ向きで出発。
隣の青森駅が突きあたりの駅のため、次の蟹田駅方面には進行方向が切り替わることから、これで正しいわけである。
津軽線に入り、三味線の音色を聞きながら北へ向かう。
青森県の地勢は鹿児島県本土を180度回転したものによく似ていて、向かう三厩駅はさながら枕崎駅のような感じである。
途中JR北海道との境に当たる津軽海峡線との分岐駅・中小国駅と信号場を抜けて、ローカル感あふれる津軽線を北へ進む。
なお、この津軽線の三厩~蟹田間はリゾートあすなろ竜飛が運行される日ですら1日6往復しか列車がいない閑散線区である。
津軽二股駅と、隣接する津軽海峡線津軽今別駅の向こうに、さらに北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅が建設中であった。
周囲には山と森しかないというのに、こんなところに新幹線駅ができるかと思うと、何とも言えないものがあったが、寝不足な身には竜飛崎へ早く着かないかという短絡的な見方しかしていなかった。


終点の三厩駅に着き、駅前から町営のマイクロバスに乗車して竜飛崎へ向かう。
運賃は100円。
しかも駅前で観光パンフレット配布のおまけつき。
少しでも観光客が増えて欲しいという願いを行動にそのまま移しているところに感心しつつ、バスは狭い道や海沿いをひたすら北西に進む。
30分ほどして、終点の竜飛崎灯台で下車。
バス停から目と鼻の先に「津軽海峡冬景色」の歌碑があり、そこから聞き覚えのある歌が流れてくる。
が、まずは灯台と展望台が先と、階段村道を上っていく。


竜飛崎の名物は、北海道の渡島半島が見えるということと、灯台、そして階段国道&階段村道なのである。
国道マニアにとって、日本唯一の階段道が国道に指定されているのがここ竜飛崎であって、聖地の一つと言っていい。
というわけで、キャリーバッグを何とか展望台まで移動させ、頂上からの景色を眺める。




天気は快晴だが、中国からの黄砂が影響したか、かすんでいる。
辛うじて南部の山並みは見えた。
いつの日か北海道から本州を眺める日が来ることを願いつつ、元来た道を引き返すのであった。

まだまだ時間があるからと、「津軽海峡冬景色」の歌碑前に行く。


年配の夫婦が写真を和気あいあいと撮っていたが、しばらくして譲ってもらえたので撮影。
しばらくして、こんなことを聞いてきた。
「青森で震度4の地震があったみたいだけど、揺れた?」
11:36頃と言えば、マイクロバスで西に向かっていた時間である。
揺れを感じるにしてもバスの揺れくらいで、地震があったと言われても驚くだけであった。

気を取り直して、正午過ぎに階段国道を下る。




300段以上あるようだが、下るのは楽である。

途中民家の横を抜けて、無事に麓に着いた。

近いバス停は竜飛漁港で、そこの待ち合い小屋に入り、しばし鹿児島から持ってきたみかんとゼリーを食べて小腹を満たす。
途中蚊が潜んでいたか、急襲を受け、その後も退治しようと試みるもなかなかやられず、結局バスの時間まで蚊との格闘は続いた。
バスは2分遅れで到着し、また行き同様100円の運賃を払って三厩駅に戻る。

しかし、そのままリゾートあすなろ竜飛2号には乗車しない。
実は、待ち合い小屋にいる間に今別地区唯一のタクシー会社に親友のiPhoneを借りてタクシーを三厩駅に呼んでいたのである。(PHSは一切電波が入らない^^;)
まあ、出た人がなかなかの津軽弁の使い手で、何言ってるのか分からない局面もあったが、何はともあれタクシーは待機しており、早速乗車する。
向かうは青函トンネルの本州側坑道入口。
時間が20分ほどあるため、タクシーで寄ってみようということで5分ほどで入口そばの広場に到着。
広場前の遊具施設のところで工事作業員が1人いるだけで、他には誰もいない。

しばらくトンネルを眺めていたが、不意に地響きのような音がしていることに気が付いた。
親友はそれに気付いていなかったようだが、徐々にそれが大きくなってくる。
「これは・・・来るぞ!!」
そう確信して、カメラのファインダーをトンネルに向けて、列車が来るのを待つ。
しばらくして、スーパー白鳥が轟音とともにトンネルを出て、我々に気付いたか、警笛を一発。

鉄道マニアでもない親友ですら、この光景を見られたのは感動だったらしい。
寝不足が吹き飛んだかのような反応であった。

タクシーに戻り、運転手氏からスーパー白鳥が撮れたことについて、なかなか珍しいということを言っていた。
そりゃ、特急列車よりも貨物列車の方が運行頻度が多い津軽海峡線である。
だが、我々は時刻表で事前に下調べもできず、超寝不足の中せっかく来たから理論の1点張りでトンネルを見に行っただけで、この光景に出合えたのである。
実によかった出来事であった。




さらに、今別駅でタクシーを下車するのであるが、タクシー代が2,010円と、事前予想の2,000円にビンゴ。
運転手さんに別れを告げ、今別駅でリゾートあすなろ竜飛2号到着の様子をビデオカメラに収め、再び青森駅へ向かうのであった。


15時前に青森駅に戻り、サマージャンボ宝くじの300円を駅前で換金した後、そそくさとバス待ち合い小屋で検討していた青森市内での遅い昼食について、「味噌カレー牛乳ラーメンが気になる」との親友の言葉で、駅から8分程の場所にある味の札幌大西へ。
弘前行きの普通列車15:31に乗車しなければならないため、店を15:20過ぎに出なければならず、時間を気にしながらの昼食となったが、自分はチャーシュー味噌ラーメン(940円)を選択。
県外で味噌ラーメンを食べるのは初めてだったが、やはり店名に札幌の文字が入るあたり、味噌ラーメンはうまい。
麺がねじれており、スープとの絡みも絶妙で、堅さも自分好みで歯ごたえがあって、食が進む。
チャーシューもおいしく、★5つの評価であった。
地元にこんなラーメン屋があればなあと、高いが普通のラーメン店程度しかない現状が思い浮かぶのもそこそこに、時間ギリギリで店を後にした。

出発まで1分前にホームに着き、空いている座席に座る。
なお、この時間不足が青森土産購入のターニングポイントとなってしまったのであった。

この日2度目の新青森駅で、列車が止まるのだが、朝から遅れている東北新幹線が、未だに遅れを回復できていなかったらしい。
前日の終電ラッシュの続きのようで、嫌な感じしかしないのであるが、今回の乗り継ぎ時間は20分近くあり、多少の遅れもカバーできる状態である。
そんなこんなで遠くに津軽富士こと岩木山が見えてきたところで、川部駅で下車する。
ここからリゾートしらかみ6号に乗車するのである。
そして、これがこの日最後の乗車列車である。


人がまばらな車内で日没を迎え、半ば寝ながら車内でくつろぐ。
沿線にはりんご園が多く、赤い実があちこちに実っていた。
川部駅を出発したのが16:22、秋田駅到着が20:39、4時間以上も列車の中とは、昔の特急「有明」で博多から西鹿児島に向かう時以来のことである。

宇都宮駅で調達していたポカリも完全になくなり、リゾートしらかみには乗車している車内販売で、新幹線内でも販売しているというリンゴジュース(160円)を買うのだが、これが実においしく、何と親友用も含めて3本も買ってしまった。
市販品に真似できない酸化前のリンゴ果汁がこんなにおいしいとは、驚きであった。
その後も、白神山地の水で作ったというラスクをお土産に買い、白神山地の天然水を飲み、さらにはコンパーメント席が空席ということで、車掌の案内で移動したのだが、寝台特急なは号以来の快適な空間に親友も大満足で、闇夜に包まれた五能線で2時間弱の「寝台快速」モードで寝転んで睡眠不足を補った。
これがもし親友の車で回っていたら、こんな休養は取れなかったことだろう。
車内販売嬢の話でも、6号はダイヤが夜にかかるため人気がないということで、何か集客策はないですかねえという話になったのだが、寝台列車がほぼ全滅の現状では、かえって寝台快速風に運用した方がいい場合もあるだろう。
実際、車内販売を4度も使うほどであったため、客は少なくとも売り上げはまずまずあったはずである。
リンゴジュースも売り切れたとのことで、今後もリゾートしらかみの存続を願ってやまない。

秋田駅に定刻通りに着くのだが、正直言って駅から北を3分前通った際に眺める車窓は、地方の田舎以下で、家が何軒かしかないのではないかと心細く思うほどであった。
が、西口を出てみたら、やはり玄関口ということで、明るい通りが視界に入ってきた。
秋田市のJRは、城下町を避ける形で敷設されているため、県庁や市役所へは数km程の距離がある。
というわけで、事前に下調べしていたバス路線及び時刻表を踏まえて、ターミナルの待合所で待った後、バスに乗車する。
なお、秋田のバスは次の停留所案内を料金表ではしてくれない。
放送でしか教えてくれないため、料金表を見て降車ボタンを押すと恥をかく。
実際、自分は恥をかいた。

ホテルにチェックイン後、予約していたきりたんぽ鍋のお店に向かう。
店で驚いたのは、黒伊佐錦を扱っていたこと。
よりによって秋田=日本酒王国のイメージが強かっただけに、意外であった。
まあ、自分はノンアルコールビールで抑えておいたのであるが、きりたんぽ鍋としょっつる鍋を味わう。
いずれも初めて食べるが、きりたんぽ鍋は炊き込みご飯の鍋、といった感じで、しょっつる鍋は魚の鍋、といったところである。
おいしく夕飯を摂ったが、それにしても入店から30分もかからずに3,500円もの料理を平らげてしまうとは、少々予想外であった。

この後はホテルに戻り、翌朝に備えたのであった。

>>2日目【秋田→平泉→会津若松→長岡】へ続く  

Posted by yochi at 00:06Comments(0)旅行記