2019年10月27日
増毛に行けぬが、ウィッグは買う…第四回北海道旅行3日目(9/30)
年末の予定に今週末の予定と、いろいろと日々考えながら歩を進めているところですが、今夏に考えていたウィッグの購入を、ついに今日先ほど通販で完了させました。
夏場は暑いので、買うなら涼しくなってからと思い、その後も旅行の費用の支出や年末の旅館の人数分の立て替え払いなど、やり繰りもあって決めかねていたところですが、やっと購入できました。
お値段は1万円もしないものですが、まずはお試しにて、しっくりくるかどうかイメージの確認です。
アー○ネイ○ャーとかア○ラ○スとか、そういうお高いところは避けて、ファッション感覚での購入です。
なので、会社に着けていくことははなはだ考えていません。
というわけで、2日目は札幌で泊まって迎えた3日目です。
起床は朝5時過ぎ。
前日に引き続き、朝風呂を堪能して、前日夜に購入しておいたパンを食べ、ホテルを6時過ぎに出立。
消費増税前最後の1日ということも少々考えるも、お土産で駆け込み購入する必要もなく、慣れた感じで札幌駅構内をホームに向かいます。
旭川行きの特急ライラック1号に乗り込み、月曜朝に旭川へ最速で行ける始発列車ということもあり、多くのスーツ姿の人たちで指定席は半分程度埋まっていました。
ま、この日の目的地である留萌へ効率よく行けるのがこの特急ライラック1号を利用する場合となっており、始発列車の旭川行き普通列車になると、深川駅を8時4分に出発する列車に間に合いません。
というわけで、何度か乗車している区間になるため、45%割引運賃となるえきねっとのトクだ値を利用しています。
なお、なぜ途中の深川で下車するのに、旭川までの企画きっぷを購入しているのかというと、万一トラブルで留萌に行けなくなった場合の保険、というところで、深川までの特急券を買うよりも安いので、こういう利用方法となっています。
無論、深川で下車すると前途無効になりますので、ちゃんと別に深川から留萌まで、及び留萌から旭川までの切符と深川から旭川までの自由席特急券を購入しています。
この日は石狩川沿いに川霧が所々発生しており、天気はいいのですが太陽の光が届かず曇りのような状態で景色も楽しめない状況でした。
それでも、川から離れたところでは広大な平野を眺めることができました。
前回の札沼線乗車で利用した川霧に覆われた滝川駅を過ぎ、来年春で新十津川駅に来る列車も見納めになると思うと少々感傷的になりましたが、この日向かう留萌の途中にある石狩沼田駅は、まさにかつての札沼線の終着駅でした。
札沼線の廃線区間の一部を見に行くことも今回の目的であったため、気を取り直して深川駅で下車します。
特急が止まる駅のうち、岩見沢駅と滝川駅は乗降したことがありますが、深川駅は初めてです。
一旦お手洗い休憩のため改札口で切符を通すと、なぜか回収されずに手元に残りました。
特急には乗れなくなったものの、旭川までの普通列車に乗車は可能なようです。
ま、既に切符を買ってますので記念に残すものとして、改めて留萌行きの切符を通してホーム内に入ります。
かつては深名線がここから名寄に通っていたようですが、1995年9月に廃線となっています。
その発着の名残であろう6番ホームに留萌行きの列車が止まっていましたので乗車します。
こちらも根室本線と同じくキハ54形でした。
1両編成なので、ロングシートの進行方向右側のすぐ後ろの場所を確保し、出発した際の乗客は7人でした。
平日朝とは言え、留萌本線そのものの存続が危うい感じがします。
増毛までの廃線だけでは済まないのではないかと、石勝線夕張支線に乗った感覚から思えてきます。
留萌本線については、「新・みんなの鉄道」のDVDで既に予習済なので、実際の景色を眺めつつ、省略された区間を目に焼き付けていきますが、本線を名乗る路線の中で最短路線でありながら、なかなか風光明媚な感じです。
石狩沼田駅でお客さんが一気に4人下車し、留萌まで行く人は数人になってしまいました。
深川から石狩沼田まではそれなりに乗客はいるものの、その先はどの駅も乗降者はいませんでした。
ただ、廃線を危惧する人なのか、峠下駅でタブレットを片手に撮影している男性がいました。
その峠下駅は留萌本線で唯一行き違いができる、指宿枕崎線の指宿以西区間における西頴娃駅みたいな存在であり、留萌から来た列車と行き違いとなりました。
特に川霧に影響を受けることもなく、並行する高速道路の整備が進めば高速バスに移行して廃線になるのではと思いつつ、留萌駅には定刻に到着します。
ここから先は、増毛まで2016年12月まで鉄路が伸びていましたが、今は廃線となっており、バスで行くしかなくなっています。
今回の旅程では旭川空港に昼過ぎにいなくてはならず、時間がないので留萌までとなりました。
まあ、増毛に行っても頭髪が増毛になるわけでもないので、まともに行くのはバイクやレンタカーを使う機会がある時にとっておくことにして、増毛の品を買おうと、留萌のお土産店であるお勝手屋萌まで閑散とした駅前をキャリーバッグを引いて歩いていきます。
3分少々で到着し、ちょうど開店時間を過ぎたところなので、名物のにしんにちなんだ商品やラーメン、風景のポストカードを購入します。
吉野家でいつも使っているOrigami Payが使えたので、その点は来てよかったと思いました。
なお、レジのお姉さんに頭髪のことを触れるもスルーされたのはここだけの話です。
来た道を引き返し、深川行の列車に乗り込みます。
帰りなので普通に進行方向を向く方に乗り、乗客は7名程度。
廃線危機になる前に多くの人に利用してもらわないと本当にそうなると思いつつ、先ほど峠下駅で撮影していた男性は恵比島駅の先の踏切にいました。
撮ってばかりいないで乗れよと乗客の私は思いつつ、深川駅の4番ホームに到着。
この後やってくる特急カムイ9号に乗車して、旭川には11時前に到着。
朝のラッシュ後の特急自由席は空いており、乗った車両の乗客は2名くらいしかいませんでした。
ここでお手洗い休憩の後、空港バス乗り場に向かうと20人近い列ができていました。
キャリーバッグをバスに積み込み、これは相席か補助席かと思いつつ、何とかギリギリで窓側席を確保。
隣に若い女性が座ったので、少々ドキドキしつつ、旭川の街を南東に進みます。
郊外に出ると、高校生(旭川工業高校)がマラソン大会をやっているようで、走っている生徒や歩いてしゃべっている生徒、わき腹を押さえて苦しそうな生徒など、いろんな表情に出会えました。
やがてバスは旭川空港に到着し、AirDoとソラシドエアの航空券をまとめてもらう対応をANAのカウンターにお願いし、続いて荷物を預けに行くも、こちらには長い行列が。
空港の規模としては奄美空港と遜色なく、しかし混雑はすごいというところで、20分近く待ってやっと荷物を預けたところで、エスカレーターを上がって3Fにある麺類のお店で昼食を摂ります。
エプロンと滑走路が目の前に見えており、天気も良いのでなかなかの眺望です。
天ざるを頂き、蕎麦湯も出ておいしくいただきました。
お昼を終えた後、保安検査場に向かいますが、こちらは10分待ち。
もはや行列だらけのテーマパークかと思ったりするところですが、旭山動物園には次回行ってみたいところです。
奄美空港と同スペックのため、かろうじて確保できたいすに腰掛けて出発まで待ち、自分がGroup1であることを知って、優先搭乗案内開始の段階で搭乗口前に陣取ります。
自分の番になったら早速搭乗口を抜けて飛行機に乗り込みますが、ボーイング767はなかなか大きいです。
最後部の座席を確保しており、そこから眺める景色はこれまた新鮮でした。
富良野の上空を抜け、日高地方を眺めていたら太平洋に抜けました。
そこからは基本的に昼寝でしたが、羽田空港には15時過ぎに無事到着。
滑走路34Rからの着陸で、これは鹿児島に行くのは滑走路05になると思いつつ、いつものように乗り継ぎ用連絡通路を通って鹿児島行の搭乗口近くの席でのんびりと搭乗の時を待ちます。
出発は18時過ぎですから、2時間半も時間をつぶさないといけません。
途中、お手洗いに行くも、手荷物を個室に置きっぱなしにしてしまい、席に戻ってあわてて気づいて戻ってみたら、ちょうど次に個室を使った人が荷物を持って現れ、感謝を伝えて無事回収できました。
そうこうしているうちに戻りの飛行機に搭乗、鹿児島空港には滑走路34からの着陸となり、荷物の回収にこれまたてこずるも、駐車場から車を出して、すき家に寄って増税前最後の晩餐となりました。
次回の北海道旅行は再来年を予定していますが、網走・知床エリアか、函館エリアか、旭川・富良野エリアか、いずれかになるでしょう。
食べ物がおいしいのでついつい目的地にしてしまいますが、今回の旅費は15万円でしたので、次回は少々抑えないといけないですね。
(完)
夏場は暑いので、買うなら涼しくなってからと思い、その後も旅行の費用の支出や年末の旅館の人数分の立て替え払いなど、やり繰りもあって決めかねていたところですが、やっと購入できました。
お値段は1万円もしないものですが、まずはお試しにて、しっくりくるかどうかイメージの確認です。
アー○ネイ○ャーとかア○ラ○スとか、そういうお高いところは避けて、ファッション感覚での購入です。
なので、会社に着けていくことははなはだ考えていません。
というわけで、2日目は札幌で泊まって迎えた3日目です。
起床は朝5時過ぎ。
前日に引き続き、朝風呂を堪能して、前日夜に購入しておいたパンを食べ、ホテルを6時過ぎに出立。
消費増税前最後の1日ということも少々考えるも、お土産で駆け込み購入する必要もなく、慣れた感じで札幌駅構内をホームに向かいます。
旭川行きの特急ライラック1号に乗り込み、月曜朝に旭川へ最速で行ける始発列車ということもあり、多くのスーツ姿の人たちで指定席は半分程度埋まっていました。
ま、この日の目的地である留萌へ効率よく行けるのがこの特急ライラック1号を利用する場合となっており、始発列車の旭川行き普通列車になると、深川駅を8時4分に出発する列車に間に合いません。
というわけで、何度か乗車している区間になるため、45%割引運賃となるえきねっとのトクだ値を利用しています。
なお、なぜ途中の深川で下車するのに、旭川までの企画きっぷを購入しているのかというと、万一トラブルで留萌に行けなくなった場合の保険、というところで、深川までの特急券を買うよりも安いので、こういう利用方法となっています。
無論、深川で下車すると前途無効になりますので、ちゃんと別に深川から留萌まで、及び留萌から旭川までの切符と深川から旭川までの自由席特急券を購入しています。
この日は石狩川沿いに川霧が所々発生しており、天気はいいのですが太陽の光が届かず曇りのような状態で景色も楽しめない状況でした。
それでも、川から離れたところでは広大な平野を眺めることができました。
前回の札沼線乗車で利用した川霧に覆われた滝川駅を過ぎ、来年春で新十津川駅に来る列車も見納めになると思うと少々感傷的になりましたが、この日向かう留萌の途中にある石狩沼田駅は、まさにかつての札沼線の終着駅でした。
札沼線の廃線区間の一部を見に行くことも今回の目的であったため、気を取り直して深川駅で下車します。
特急が止まる駅のうち、岩見沢駅と滝川駅は乗降したことがありますが、深川駅は初めてです。
一旦お手洗い休憩のため改札口で切符を通すと、なぜか回収されずに手元に残りました。
特急には乗れなくなったものの、旭川までの普通列車に乗車は可能なようです。
ま、既に切符を買ってますので記念に残すものとして、改めて留萌行きの切符を通してホーム内に入ります。
かつては深名線がここから名寄に通っていたようですが、1995年9月に廃線となっています。
その発着の名残であろう6番ホームに留萌行きの列車が止まっていましたので乗車します。
こちらも根室本線と同じくキハ54形でした。
1両編成なので、ロングシートの進行方向右側のすぐ後ろの場所を確保し、出発した際の乗客は7人でした。
平日朝とは言え、留萌本線そのものの存続が危うい感じがします。
増毛までの廃線だけでは済まないのではないかと、石勝線夕張支線に乗った感覚から思えてきます。
留萌本線については、「新・みんなの鉄道」のDVDで既に予習済なので、実際の景色を眺めつつ、省略された区間を目に焼き付けていきますが、本線を名乗る路線の中で最短路線でありながら、なかなか風光明媚な感じです。
石狩沼田駅でお客さんが一気に4人下車し、留萌まで行く人は数人になってしまいました。
深川から石狩沼田まではそれなりに乗客はいるものの、その先はどの駅も乗降者はいませんでした。
ただ、廃線を危惧する人なのか、峠下駅でタブレットを片手に撮影している男性がいました。
その峠下駅は留萌本線で唯一行き違いができる、指宿枕崎線の指宿以西区間における西頴娃駅みたいな存在であり、留萌から来た列車と行き違いとなりました。
特に川霧に影響を受けることもなく、並行する高速道路の整備が進めば高速バスに移行して廃線になるのではと思いつつ、留萌駅には定刻に到着します。
ここから先は、増毛まで2016年12月まで鉄路が伸びていましたが、今は廃線となっており、バスで行くしかなくなっています。
今回の旅程では旭川空港に昼過ぎにいなくてはならず、時間がないので留萌までとなりました。
まあ、増毛に行っても頭髪が増毛になるわけでもないので、まともに行くのはバイクやレンタカーを使う機会がある時にとっておくことにして、増毛の品を買おうと、留萌のお土産店であるお勝手屋萌まで閑散とした駅前をキャリーバッグを引いて歩いていきます。
3分少々で到着し、ちょうど開店時間を過ぎたところなので、名物のにしんにちなんだ商品やラーメン、風景のポストカードを購入します。
吉野家でいつも使っているOrigami Payが使えたので、その点は来てよかったと思いました。
なお、レジのお姉さんに頭髪のことを触れるもスルーされたのはここだけの話です。
来た道を引き返し、深川行の列車に乗り込みます。
帰りなので普通に進行方向を向く方に乗り、乗客は7名程度。
廃線危機になる前に多くの人に利用してもらわないと本当にそうなると思いつつ、先ほど峠下駅で撮影していた男性は恵比島駅の先の踏切にいました。
撮ってばかりいないで乗れよと乗客の私は思いつつ、深川駅の4番ホームに到着。
この後やってくる特急カムイ9号に乗車して、旭川には11時前に到着。
朝のラッシュ後の特急自由席は空いており、乗った車両の乗客は2名くらいしかいませんでした。
ここでお手洗い休憩の後、空港バス乗り場に向かうと20人近い列ができていました。
キャリーバッグをバスに積み込み、これは相席か補助席かと思いつつ、何とかギリギリで窓側席を確保。
隣に若い女性が座ったので、少々ドキドキしつつ、旭川の街を南東に進みます。
郊外に出ると、高校生(旭川工業高校)がマラソン大会をやっているようで、走っている生徒や歩いてしゃべっている生徒、わき腹を押さえて苦しそうな生徒など、いろんな表情に出会えました。
やがてバスは旭川空港に到着し、AirDoとソラシドエアの航空券をまとめてもらう対応をANAのカウンターにお願いし、続いて荷物を預けに行くも、こちらには長い行列が。
空港の規模としては奄美空港と遜色なく、しかし混雑はすごいというところで、20分近く待ってやっと荷物を預けたところで、エスカレーターを上がって3Fにある麺類のお店で昼食を摂ります。
エプロンと滑走路が目の前に見えており、天気も良いのでなかなかの眺望です。
天ざるを頂き、蕎麦湯も出ておいしくいただきました。
お昼を終えた後、保安検査場に向かいますが、こちらは10分待ち。
もはや行列だらけのテーマパークかと思ったりするところですが、旭山動物園には次回行ってみたいところです。
奄美空港と同スペックのため、かろうじて確保できたいすに腰掛けて出発まで待ち、自分がGroup1であることを知って、優先搭乗案内開始の段階で搭乗口前に陣取ります。
自分の番になったら早速搭乗口を抜けて飛行機に乗り込みますが、ボーイング767はなかなか大きいです。
最後部の座席を確保しており、そこから眺める景色はこれまた新鮮でした。
富良野の上空を抜け、日高地方を眺めていたら太平洋に抜けました。
そこからは基本的に昼寝でしたが、羽田空港には15時過ぎに無事到着。
滑走路34Rからの着陸で、これは鹿児島に行くのは滑走路05になると思いつつ、いつものように乗り継ぎ用連絡通路を通って鹿児島行の搭乗口近くの席でのんびりと搭乗の時を待ちます。
出発は18時過ぎですから、2時間半も時間をつぶさないといけません。
途中、お手洗いに行くも、手荷物を個室に置きっぱなしにしてしまい、席に戻ってあわてて気づいて戻ってみたら、ちょうど次に個室を使った人が荷物を持って現れ、感謝を伝えて無事回収できました。
そうこうしているうちに戻りの飛行機に搭乗、鹿児島空港には滑走路34からの着陸となり、荷物の回収にこれまたてこずるも、駐車場から車を出して、すき家に寄って増税前最後の晩餐となりました。
次回の北海道旅行は再来年を予定していますが、網走・知床エリアか、函館エリアか、旭川・富良野エリアか、いずれかになるでしょう。
食べ物がおいしいのでついつい目的地にしてしまいますが、今回の旅費は15万円でしたので、次回は少々抑えないといけないですね。
(完)
タグ :北海道
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Posted by yochi at 23:40│Comments(0)
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