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プロフィール
yochi
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教員免許を小中高取ったはよかったものの、平成の間は教採一次試験が一度も合格できず・・・。
そんな管理人は、パワハラがはびこる三流○○ック企業で5年半に渡り数々の辛酸をなめた後、招聘された印刷会社のWEB部門で2013年3月に1級ウェブデザイン技能士を取るなど2年間在籍して成長を遂げた後、結構有名な会社に課長職も含め9年弱勤務。
が、定期昇給が無く、頑張り甲斐が無くなったので、元部下の話から教採を15年ぶりに受け始め、令和になって毎年二次試験まで進出できるように。教員免許の追加取得に向けて通信制大学で学び、免許の取得の条件が「人物に関する証明書」の取得で、二次試験落ちから考えられる実地経験の必要性から18年ぶりに臨採教員に復帰。
そして令和6年度から正規教員として勤務開始。
国の宝の子どもたちの育成のため、これまでの経験を活かして頑張ります。
~~所有国家資格~~
【1級ウェブデザイン技能士】
【基本情報技術者】
【2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産)】
【乙種危険物取扱者(第4類)】
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2022年10月10日

【第5回】北海道旅行記2022(前編)~成り行きで向かう先にFF7の世界の一部があった~

2019年は、コロナ禍になる直前の年で、この時は北海道東部を回っていました。
1日目
2日目
3日目

この時は根室と留萌が主な目的地でしたが、今回の旅は、私と友人がそれぞれ帰路に就いた地点を拠点に観光する日程で巡りました。
【1日目(10/7)】
九州→羽田空港→新千歳空港→釧路(前回における友人の撤収地点)

【2日目(10/8)】
釧路湿原観光→ノロッコ号乗車→川湯温泉近辺巡り→旭川(前回における私の撤収地点)

【3日目(10/9)】
旭山動物園→新千歳空港→九州

タクシーも2回使いましたが、原則鉄道乗りまくりで、新千歳空港駅を拠点に一周しました。
途中エゾシカと列車が接触するトラブルもありましたが、日程に影響せず、無事終了しています。
というわけで、本日は2日目旭川の夜までを記します。


勤務先の学校行事の関係で春に立てた計画を先月見直し、費用がかさみ、鉄路で再度釧路に向かう日程になりつつも、コロナ禍で溜まっていたマイルの有効期限がこの秋までだったことを踏まえて一大決心し、出発する前日、学校の飲み会があった。
ビール3杯、焼酎ロック4杯を飲み、近年にない酔いつぶれぶりではあったが、22時過ぎには帰宅できた。
が、やはり飲み過ぎたか、翌朝緑茶を飲んでも吐き、パンを食べても吐く。
最悪なグロッキー状態ながらも、アルコールは抜けており、空港に車を停め、飛行機に乗り込む。
機内のりんごジュースで、何とか吐しゃは止まった。

羽田空港で乗り継ぎ便の待ち時間でシウマイ弁当を買い、その味に納得しつつ、北の大地に飛んでいく。
新千歳空港で先行して着いており、千歳水族館観光を済ませた友人と落ちあい、土産を買って自宅発送を片付けてから、南千歳駅で特急おおぞらに乗り込む。
金曜日の午後なので、自由席でも座れた。

新得まででも3度ほど乗った区間なので、すっかり飽きており、時折寝る。
朝がグロッキー状態であればこそである。
18時39分に釧路駅に到着し、ホテルにチェックインする。
夕食は何も考えていなかったが、釧路は有数の漁港であることくらいは知っている。
定食屋をピックアップして、「むらかみ食堂」に足を運ぶ。
同行する友人がケチなたちなので、初日は費用を抑えめにしようと配慮した面もあるが、漁港のある町なら和食を食べたいという妥協の結果だった。

メニューを見て驚いた。
FF7のミッドガル・ウォールマーケットにある「薬屋商品クーポン」がもらえる定食屋(めし処)で選択できるメニュー3品が並んでいたからだ。
「焼肉定食」「刺身(さしみ)定食」「おすすめ定食」と並んでいたので、「刺身定食」にしようと思ったところで、奥にも季節のメニューがあり、そちらが良さそうだと友人と同じく秋鮭定食を注文し、刺身も1皿単品で追加した。
そもそもここは現実の釧路だし、都会の定食屋ではないから、これで良いのである。
老舗の定食屋だけに味も文句なく、友人も満足していた。
帰りにコンビニに立ち寄り、酒類(※私はノンアルコールビール)と軽いつまみ、アイスクリームを購入してホテルに戻り、22時に就寝した。


翌日、天気はさほど気にする必要のない小雨。
釧路湿原でカヌー下りを予定していたが、業者から天候がイマイチだからキャンセルを勧められ、やむなくキャンセルした。
ノロッコ号乗車まで午前中何もすることもないのはいけないので、代わりに以前廃案となっていた釧路湿原のタクシー観光をすることにし、電話して予約する。
ケチな友人は微妙な表情であったが、3時間も時間をつぶすことは無意味であることは、前々回の洞爺湖観光からの室蘭市での3時間の使い方で学習していないといけない。

釧路駅で車内誌で読んだ「蝦夷かにめし」を購入し、友人は前回お世話になったおにぎり屋でおにぎりを購入し、駅前からタクシーで釧路湿原を見て回る。
まずは釧路市湿原展望台に行き、小雨の中湿原を見る。
あまりいいシチュエーションではなかったが、車内での運転手氏との会話で夜から早朝にかけてはエゾシカが周辺にわんさかいて車で通りたくないことが印象に残った。

次に細岡展望台に行き、こちらでは雨も上がり、天候が回復途上であった。
タンチョウが数羽飛び、ワシにトンビが飛ぶ風景、そして釧路川が作った風景にしばし見とれていた。
最後に細岡ビジターズラウンジに立ち寄り、フォトカード等を購入する。
細岡駅で下車するが、釧路町の観光タクシー補助金のおかげで2時間1.3万円のところ、1人3千円の補助とのことで、7千円で済んだ。
ケチな友人もこれには満足していたが、カヌー下りだったらそうもいかない。

細岡駅からノロッコ号に乗り、向かうは川湯温泉駅。
今年2回の延長運転のもう1回がこの日であった。
日程変更して指定席券を入手できたのはラッキーだった。

標茶駅で歓迎を受け、記念品をもらい、牛乳やらの乳製品、お菓子、大鵬せんべいを買い、川湯温泉駅に13時半過ぎに着く。
ここで釧路駅で購入した昼飯を食べ、次の網走行き列車が来るまで2時間近く待ち時間があるということで、川湯温泉で入浴をしようと決めた時には無情にもバスが発車していった。
というわけで、美留和駅付近を通過した際に漂っていた硫黄の臭いのもととなる「硫黄山(アトサヌプリ)」まで1.5kmと近いことから、歩いて向かう。

キャリーバッグはリュックモードに切り替え、「青葉トンネル遊歩道」が近道ということで進むが、ヒグマに遭遇したらまずいような道を進む。
森林を抜けた先に砂地が現れ、硫黄山ネイチャーホールにたどり着く。
そこから視界の先に見える硫黄山からは、煙が立ち上っていた。
行き着く先を目指してさらに進んでいく。
徐々に進むと、「シュー」と蒸気が噴き出る音が大きくなっていく。
ふと、FF7に登場する「北の大空洞」を思い出した。
今いるのは地上だが、北の大空洞では所々で蒸気が噴出しているし、ジェノバも「プシュー」と現れる。
硫黄の結晶もできているし、「マテリア」が生成されている現場のようにも感じられる。
ま、北の大地なのだから、そんな感覚になってもよいのだ。
何の期待もなく、成り行きで向かった場所ではあったが、友人ともども大自然が織りなす風景にしばし見とれていた。
弱々しく噴気を出している蒸気吹き出し口に手を近づけてみたが、それでもかなりの高温であった。

硫黄山ネイチャーホールで土産を買い、帰りは青葉トンネル遊歩道を避けて普通の道を下って川湯温泉駅に戻る。
網走行き普通列車は土曜の午後ということもあり、ほぼ満席の状態ではあったが、何とか座れた。
携帯の電波が届かない箇所もあったが、網走駅で特急オホーツクに乗り換える。
網走滞在たったの7分ではあったが、この地には次回観光で来ようと考えている。

私の鉄道未踏区間は、釧網線全線と石北線全線であるが、今回の旅程で観光タクシーで乗らなかった釧路~細岡間以外は全て制覇することになる。
遠軽駅での方向転換が済むまでは寝れないと思いつつ、真っ暗な中を列車は進んでいくが、常紋トンネルを抜けて、生田原駅停車のアナウンスが始まり、減速し始め、アナウンスが終わった直後に急に列車が停止した。
駅に着くには少し早いと訝しんでいたら、車掌からアナウンスが入る。
「シカと列車が接触したために安全点検を行う関係で生田原駅手前で停車しています」
その時Googleマップで停車地点を見ていたが、市街地と畑の間で、人家がすぐそばに見える場所であった。
住宅地のすぐそばに鹿が現れることにも驚いたが、当初計画していた松尾ジンギスカン旭川支店での夕飯は露と消えた。

その後運行再開したが、遠軽駅で補修作業のため停車し、出発は定刻の23分遅れであった。
この日は下り列車も2回シカと接触したようで、踏んだり蹴ったりではあるが、乗り継ぐ列車がないので、夕飯だけ代案を考えないといけない。
日没後のシカには注意である。

スペイン料理でパエリアとしゃれこむか、ビーフシチューか、焼肉かと思案しつつ、旭川駅には定刻の15分遅れで到着。
宮崎市で進出反対の立て看板が目に付く新興宗教施設前を歩いてホテルにチェックインする。
その後少し遅くなった夕飯を摂りに出かけ、向かった先は焼肉店。
牛カルビとジンギスカンを生ビールとともに頂くが、ジンギスカンは美味で絶品でおかわりするほどだった。

大満足してホテルで23時半に就寝した。
(3日目に続く)


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Posted by yochi at 18:41│Comments(0)旅行記
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