2018年05月03日
2018GWツーリング2日目(2018/4/29)
すっかり5月に入り、明日まで連休なので、また椎葉村に行くこともできなくはないのですが、家でプログラムでも作ろうと籠る前に4年ぶりにYouTubeに動画を上げておりました。
PS4 Proを購入して家に届いていても、箱を全く開けておりません。
それだけ、やることが山積しています。
編集作業に時間を割かれて、すっかり遅くなりましたが、今回は日向市から椎葉村、そして九州山地を越えて五家荘、さらにはいきなり!ステーキ目がけて険道を駆け抜ける全420kmの行程の2日目の模様について記します。
起床6時過ぎ。
片づけしたり、地図を見たりしてホテルの朝食が7時からなので、その時間に荷物を持って和定食を食べる。
200円という良心的な価格相応の内容で落ち着いた後、ホテルを後にする。
椎葉村は寒いところにあるため、防寒を兼ねてカッパを着込んでいると、軽ワゴン車の男性から声をかけられる。
なんでも、昔はハーレーであちこち駆けていたらしく、椎葉と聞いて少々驚いていたが、カッパを着込むのは納得できたようだった。
アクションカムの据え付けもできたところで出発となる。
↑日向市から椎葉村の上椎葉トンネル手前までを収録
国道327号線に出る道がどれか分からないまま進んだが、結果は経験がモノを言った。
カーブもあるものの、信号が少ないため走りやすく、車は自分以上にスピードを上げていた。
途中譲り、先行車が見えなくなることも多々あり、とてもマイペースで走りやすかった。
美郷町の北郷区には2009年6月に国道388号走破と意気込むも、道中の道の狭さに戦意喪失、宮崎県道20号線に入り、深角駅跡へとすすめたものだった。
というわけで、美郷町の東郷区と南郷区には今回初めて足を踏み入れる。
とてものどかで風光明媚な地域である。
国道446号線の単独区間を走破し、いよいよ国道388号線の大河内越方向に進めていくが、手前で車線が1車線に減る。
バイクなので、すれ違いは可能な幅だが、少々神経を使う状態が続く。
向かうは20世紀末時点では未舗装だったらしい(保有する道路地図による)椎葉村三大難所の1つの大河内越ではなく、ひむか神話街道の中山トンネル方面。
険しい山道を避け、快適な3kmほどのトンネルを走る最短ルートで椎葉村中心部を目指す。
途中、道が合っているか確認し、再度走り出して間もなく、道路標識に従ってひむか神話街道に入る。
この時点で椎葉村の中にいることになる。
そこから先の道も険しい。
大型バスはまず無理な道で、去年走った国道265号線の小林市須木地区~西米良村間の絶望を感じた道路状況よりはマシだったが、本当に快適なトンネルがあるのか怪しい感じの道を行く。
しばらく上っていくと、ようやく近代的な片側1車線のトンネルに出て、一息つけた。
トンネルを抜ければ山の中だった状況は変わらず、また狭い道を進んでいき、ようやく12年前に見た下椎葉の風景が眼中に入り、椎葉村の中にいることを実感できた。
問題はこの後起きた。
上椎葉トンネルが出口付近の法面工事のため、時間規制通行にかかっており、9時30分まで走行できないのである。
う回路もあり、22分くらいかかるという説明で、40分少々待つか、う回路か考えたが、ちょいとお手洗いにと、平家本陣へ向かうことにした。
かつてスクーターで渡った赤い橋を渡るときは感慨深いものがあったが、現在は上流側に橋とトンネルが作られ、狭隘路区間は歩行者・自転車用になっている。
平家本陣で用を済ませた後、アクションカムの撮影時間が残り1時間程度まで減っていることに気づき、メモリーカードを売っていないか尋ねてみると、あちこち当たってもらった結果、博物館に預けるからそこに買いに来てという話だった。
観光案内図を見て、椎葉民俗芸能博物館のことと判明し、お土産に豆腐かりんとうのプレーン味と椎葉カレーを購入し、お礼をして再度上椎葉トンネル手前まで向かう。
既に車が10台ほど並んでおり、列に加わる。
対向車から通行を開始し、椎葉村中心部唯一の信号を右折し、すぐのところにある椎葉民俗芸能博物館に向かうが、坂道が半端ない。エンジンのかけ方を誤るとウィリー転倒ものとビクビクしながら登り切り、受付で平家本陣でのメモリーカードの件を話し、対応してもらうが、Microを伝えていなかったため、再度持ってきていただくことに。
その間に自分も平家落人の家系であること、12年前も湯山峠と飯干峠を越えて五ヶ瀬町へ走ったことがあることなどを話していたら、Microメモリーカードの16GBを1,980円で購入できた。
但し、フルHD動画に不向きなClass4で、720DI規格での撮影に限られることになるが、これが結果としてアクションカムの正しい運用方法を知る手掛かりとなった。
お礼を伝えて、また来訪することを告げて椎葉民俗芸能博物館を後にし、村中心部の村道を宮崎県道142号線方面へ進路を取る。
向かうは、今回のツーリング最大の目標・峰越村道(五家荘林道)。
GoogleMapで道が途中切れており、保有する地図ソフトでも道がないので史上初めて正確なルート記録ができないツーリングとなる。
↑椎葉民俗芸能博物館から峰越村道入口まで
村道の時点で道が狭いが、県道に入っても同じだった。
今回、「酷道」はさほど走らないが、「険道」は結構走る。
九州をあちこち走っていれば、未走破の道は徐々に減るというものである。
少々閉口する局面もあったが、ついに村道への分岐点に出る。
村道へと右折し、しばらく川沿いの道を走っていくと、ついに「椎葉~五家荘線【五家荘34km】」の標識が現れた。
ここからが、椎葉村と五家荘の二大秘境を直接結ぶ唯一の道「峰越村道(五家荘林道)」なのである。
アクションカムの撮影画質をフルHDに、さらにメモリーカードとバッテリーを交換し、準備が整ったところで出発。
なお、ここまでで上椎葉トンネル規制の影響で、予定より20分程度遅延である。
↑峰越村道全線と熊本県道159号線の一部収録(ぼんさん越手前のみ撮影できず)
標高600mほどの場所からぼんさん越1,480mまで上がっていくわけだが、道路状況は去年走った国道265号線の小林市須木地区~西米良村間を基準にすれば、全然マシである。
道の真ん中に落石が多かったり、落ち葉が多かったり、水が流れていたりということはなく、少量の土砂とあなぼこ道に少しだけ苦戦する箇所がある程度で、最恐までとは言えない。
たまにのぞく山々やのどかな風景は旅人の心をくすぐるには十分すぎる演出で、ガードレールがない箇所に気を配る程度でまずまず走れる道である。
ぼんさん越に11時前に到着。
車やバイクで越せる九州最高地点にある峠で、登山者が駐車場に車を停めていた。
九州山地の稜線上なので、ここから山に向かう場合はなだらかだからだろうが、マイクロバスも1台止まっていた。
写真撮影などして、再度バイクにまたがり、熊本県に入っていく。
基本的に下りだが、道の狭さは相変わらずである。
この区間がGoogleMapに掲載されていないのだが、ゼンリンが収録していないことが要因で、何かしらの事情で取材時期に通行止めだったのかもしれない。
早々に対向車でマイクロバスが出現し、普通に走れる道であることを証明していたが、地図にも載らない秘境の道、と聞けば、バイクで走りにいかないわけにはいかない。
九州山地の山並みを見ながら駆け下り、気温が徐々に上がっていることを実感しながら20数分で熊本県道159号線に合流する。
せっかくだからと樅木吊橋を見に行く。
駐車場にバイクを止め、カッパを脱ぎ、春らしい格好に上着を何枚か脱ぎ、橋に向かう。
祖谷のかずら橋を見に行った者としては、1人しか渡れない木製の橋もなかなかだと思いつつ、渡る。
ここの橋の特徴は「あやとり橋」と「しゃくなげ橋」の2本がかかっている、ということ。
行きはあやとり橋、帰りはしゃくなげ橋を渡り、満喫したところで県道159号線を国道445号線に向かって走るが、こちらの道もなかなかの険道である。
先に橋から帰った家族連れを乗せた車に続々と追いつく状況で、譲られながら先へ進めていくが、バイクは狭い道でこそ真価を発揮する。
腹が減ったということで、昼飯をいきなり!ステーキにすることにし、国道445号線に出て、二本杉峠から北回りで向かうか、椎原方面から熊本県屈指の“険”道52号線のいずれかを選択するが、意外と余力があったので、県道52号線経由を選択した。
向かうは九州道宮原SA(下り線)である。
そこに行くには宇城氷川スマートICに行くのが最短である。
久しぶりに照明の暗い平家トンネルを走り抜け、お約束通りの酷道区間を椎原地区まで進む。
このあたりは2003年走行時から全く変化がない。
県道52号に入ると、早速13km先のトンネルの高さ制限の標識が目に入る。
それまでの間、いくつものヘアピンカーブを抜けるのかと少々気がめいるが、生涯一度の走行ならば致し方なしと気を取り直して進めていく。
途中、美しい滝が視界に入るが、空腹で神経を集中させて酷い道を走行する身には、滝は二の次だった。
トンネルは2本あり、1本目は分かれ道のある椎原地区から真向いの場所、2本目が高さ制限のものだが、途中で曲がっていて見通しがきかない。
何とか抜けて美しい山並みが視界に入るが、その直後に対向車が走ってきたので驚いた。
トンネルの中での遭遇だけは勘弁願いたいところである。
その先も道は険しく、眼下にある集落が徐々に大きく見えてきたところでその脇を抜けていくのだが、標高1,000m直前の場所を走っていくので致し方ないのかもしれない。
なお、県道52号線は、旧泉村(現・八代市泉町)の各集落をつなぐ幹線道である。
それがこんな道なのだから、何も言えない。
県道159号線に合流し、二本杉峠には行かないと左折。
ここからは比較的走りやすくなり、さらには子別峠を抜ける県道247号線とも合流。
丘の上に立つ泉小中学校が視界から見えなくなると、やがて道は片側1車線道路に。
しばらく走れば国道443号線に抜け、ここまで来れば過去走行した道に入る。
宇城氷川スマートICへの案内標識は国道443号線にはないので、国道3号線まで出て、そこから北上して回り込むルートを取る。
無事合流でき、ETCカードを装着してから鹿児島方面に進路を取る。
13時半の到着となったが、宮原SAは大混雑までは行っていない状態だった。
普通の休日と変わらない長さで行列に並び、ワイルドステーキ450gとガーリックライスを注文。
まだ200gステーキを食べれると思いつつも、帰宅まで長いのでそこは抑えて、14時過ぎに出発。
宮崎道に入り、都城ICで降りる。
向かう先は、前日にハイオクを入れたガソリンスタンド。
リッター2円引券をもらっている以上、使わない手はない。
レギュラーを135円/Lで給油できた。
後は走り慣れた道を戻り、自宅に戻ったのが16時42分のことだった。
次回はいつになるか分からないが、またバイクでどこか行くのが楽しみな自分なのであった。
PS4 Proを購入して家に届いていても、箱を全く開けておりません。
それだけ、やることが山積しています。
編集作業に時間を割かれて、すっかり遅くなりましたが、今回は日向市から椎葉村、そして九州山地を越えて五家荘、さらにはいきなり!ステーキ目がけて険道を駆け抜ける全420kmの行程の2日目の模様について記します。
起床6時過ぎ。
片づけしたり、地図を見たりしてホテルの朝食が7時からなので、その時間に荷物を持って和定食を食べる。
200円という良心的な価格相応の内容で落ち着いた後、ホテルを後にする。
椎葉村は寒いところにあるため、防寒を兼ねてカッパを着込んでいると、軽ワゴン車の男性から声をかけられる。
なんでも、昔はハーレーであちこち駆けていたらしく、椎葉と聞いて少々驚いていたが、カッパを着込むのは納得できたようだった。
アクションカムの据え付けもできたところで出発となる。
↑日向市から椎葉村の上椎葉トンネル手前までを収録
国道327号線に出る道がどれか分からないまま進んだが、結果は経験がモノを言った。
カーブもあるものの、信号が少ないため走りやすく、車は自分以上にスピードを上げていた。
途中譲り、先行車が見えなくなることも多々あり、とてもマイペースで走りやすかった。
美郷町の北郷区には2009年6月に国道388号走破と意気込むも、道中の道の狭さに戦意喪失、宮崎県道20号線に入り、深角駅跡へとすすめたものだった。
というわけで、美郷町の東郷区と南郷区には今回初めて足を踏み入れる。
とてものどかで風光明媚な地域である。
国道446号線の単独区間を走破し、いよいよ国道388号線の大河内越方向に進めていくが、手前で車線が1車線に減る。
バイクなので、すれ違いは可能な幅だが、少々神経を使う状態が続く。
向かうは20世紀末時点では未舗装だったらしい(保有する道路地図による)椎葉村三大難所の1つの大河内越ではなく、ひむか神話街道の中山トンネル方面。
険しい山道を避け、快適な3kmほどのトンネルを走る最短ルートで椎葉村中心部を目指す。
途中、道が合っているか確認し、再度走り出して間もなく、道路標識に従ってひむか神話街道に入る。
この時点で椎葉村の中にいることになる。
そこから先の道も険しい。
大型バスはまず無理な道で、去年走った国道265号線の小林市須木地区~西米良村間の絶望を感じた道路状況よりはマシだったが、本当に快適なトンネルがあるのか怪しい感じの道を行く。
しばらく上っていくと、ようやく近代的な片側1車線のトンネルに出て、一息つけた。
トンネルを抜ければ山の中だった状況は変わらず、また狭い道を進んでいき、ようやく12年前に見た下椎葉の風景が眼中に入り、椎葉村の中にいることを実感できた。
問題はこの後起きた。
上椎葉トンネルが出口付近の法面工事のため、時間規制通行にかかっており、9時30分まで走行できないのである。
う回路もあり、22分くらいかかるという説明で、40分少々待つか、う回路か考えたが、ちょいとお手洗いにと、平家本陣へ向かうことにした。
かつてスクーターで渡った赤い橋を渡るときは感慨深いものがあったが、現在は上流側に橋とトンネルが作られ、狭隘路区間は歩行者・自転車用になっている。
平家本陣で用を済ませた後、アクションカムの撮影時間が残り1時間程度まで減っていることに気づき、メモリーカードを売っていないか尋ねてみると、あちこち当たってもらった結果、博物館に預けるからそこに買いに来てという話だった。
観光案内図を見て、椎葉民俗芸能博物館のことと判明し、お土産に豆腐かりんとうのプレーン味と椎葉カレーを購入し、お礼をして再度上椎葉トンネル手前まで向かう。
既に車が10台ほど並んでおり、列に加わる。
対向車から通行を開始し、椎葉村中心部唯一の信号を右折し、すぐのところにある椎葉民俗芸能博物館に向かうが、坂道が半端ない。エンジンのかけ方を誤るとウィリー転倒ものとビクビクしながら登り切り、受付で平家本陣でのメモリーカードの件を話し、対応してもらうが、Microを伝えていなかったため、再度持ってきていただくことに。
その間に自分も平家落人の家系であること、12年前も湯山峠と飯干峠を越えて五ヶ瀬町へ走ったことがあることなどを話していたら、Microメモリーカードの16GBを1,980円で購入できた。
但し、フルHD動画に不向きなClass4で、720DI規格での撮影に限られることになるが、これが結果としてアクションカムの正しい運用方法を知る手掛かりとなった。
お礼を伝えて、また来訪することを告げて椎葉民俗芸能博物館を後にし、村中心部の村道を宮崎県道142号線方面へ進路を取る。
向かうは、今回のツーリング最大の目標・峰越村道(五家荘林道)。
GoogleMapで道が途中切れており、保有する地図ソフトでも道がないので史上初めて正確なルート記録ができないツーリングとなる。
↑椎葉民俗芸能博物館から峰越村道入口まで
村道の時点で道が狭いが、県道に入っても同じだった。
今回、「酷道」はさほど走らないが、「険道」は結構走る。
九州をあちこち走っていれば、未走破の道は徐々に減るというものである。
少々閉口する局面もあったが、ついに村道への分岐点に出る。
村道へと右折し、しばらく川沿いの道を走っていくと、ついに「椎葉~五家荘線【五家荘34km】」の標識が現れた。
ここからが、椎葉村と五家荘の二大秘境を直接結ぶ唯一の道「峰越村道(五家荘林道)」なのである。
アクションカムの撮影画質をフルHDに、さらにメモリーカードとバッテリーを交換し、準備が整ったところで出発。
なお、ここまでで上椎葉トンネル規制の影響で、予定より20分程度遅延である。
↑峰越村道全線と熊本県道159号線の一部収録(ぼんさん越手前のみ撮影できず)
標高600mほどの場所からぼんさん越1,480mまで上がっていくわけだが、道路状況は去年走った国道265号線の小林市須木地区~西米良村間を基準にすれば、全然マシである。
道の真ん中に落石が多かったり、落ち葉が多かったり、水が流れていたりということはなく、少量の土砂とあなぼこ道に少しだけ苦戦する箇所がある程度で、最恐までとは言えない。
たまにのぞく山々やのどかな風景は旅人の心をくすぐるには十分すぎる演出で、ガードレールがない箇所に気を配る程度でまずまず走れる道である。
ぼんさん越に11時前に到着。
車やバイクで越せる九州最高地点にある峠で、登山者が駐車場に車を停めていた。
九州山地の稜線上なので、ここから山に向かう場合はなだらかだからだろうが、マイクロバスも1台止まっていた。
写真撮影などして、再度バイクにまたがり、熊本県に入っていく。
基本的に下りだが、道の狭さは相変わらずである。
この区間がGoogleMapに掲載されていないのだが、ゼンリンが収録していないことが要因で、何かしらの事情で取材時期に通行止めだったのかもしれない。
早々に対向車でマイクロバスが出現し、普通に走れる道であることを証明していたが、地図にも載らない秘境の道、と聞けば、バイクで走りにいかないわけにはいかない。
九州山地の山並みを見ながら駆け下り、気温が徐々に上がっていることを実感しながら20数分で熊本県道159号線に合流する。
せっかくだからと樅木吊橋を見に行く。
駐車場にバイクを止め、カッパを脱ぎ、春らしい格好に上着を何枚か脱ぎ、橋に向かう。
祖谷のかずら橋を見に行った者としては、1人しか渡れない木製の橋もなかなかだと思いつつ、渡る。
ここの橋の特徴は「あやとり橋」と「しゃくなげ橋」の2本がかかっている、ということ。
行きはあやとり橋、帰りはしゃくなげ橋を渡り、満喫したところで県道159号線を国道445号線に向かって走るが、こちらの道もなかなかの険道である。
先に橋から帰った家族連れを乗せた車に続々と追いつく状況で、譲られながら先へ進めていくが、バイクは狭い道でこそ真価を発揮する。
腹が減ったということで、昼飯をいきなり!ステーキにすることにし、国道445号線に出て、二本杉峠から北回りで向かうか、椎原方面から熊本県屈指の“険”道52号線のいずれかを選択するが、意外と余力があったので、県道52号線経由を選択した。
向かうは九州道宮原SA(下り線)である。
そこに行くには宇城氷川スマートICに行くのが最短である。
久しぶりに照明の暗い平家トンネルを走り抜け、お約束通りの酷道区間を椎原地区まで進む。
このあたりは2003年走行時から全く変化がない。
県道52号に入ると、早速13km先のトンネルの高さ制限の標識が目に入る。
それまでの間、いくつものヘアピンカーブを抜けるのかと少々気がめいるが、生涯一度の走行ならば致し方なしと気を取り直して進めていく。
途中、美しい滝が視界に入るが、空腹で神経を集中させて酷い道を走行する身には、滝は二の次だった。
トンネルは2本あり、1本目は分かれ道のある椎原地区から真向いの場所、2本目が高さ制限のものだが、途中で曲がっていて見通しがきかない。
何とか抜けて美しい山並みが視界に入るが、その直後に対向車が走ってきたので驚いた。
トンネルの中での遭遇だけは勘弁願いたいところである。
その先も道は険しく、眼下にある集落が徐々に大きく見えてきたところでその脇を抜けていくのだが、標高1,000m直前の場所を走っていくので致し方ないのかもしれない。
なお、県道52号線は、旧泉村(現・八代市泉町)の各集落をつなぐ幹線道である。
それがこんな道なのだから、何も言えない。
県道159号線に合流し、二本杉峠には行かないと左折。
ここからは比較的走りやすくなり、さらには子別峠を抜ける県道247号線とも合流。
丘の上に立つ泉小中学校が視界から見えなくなると、やがて道は片側1車線道路に。
しばらく走れば国道443号線に抜け、ここまで来れば過去走行した道に入る。
宇城氷川スマートICへの案内標識は国道443号線にはないので、国道3号線まで出て、そこから北上して回り込むルートを取る。
無事合流でき、ETCカードを装着してから鹿児島方面に進路を取る。
13時半の到着となったが、宮原SAは大混雑までは行っていない状態だった。
普通の休日と変わらない長さで行列に並び、ワイルドステーキ450gとガーリックライスを注文。
まだ200gステーキを食べれると思いつつも、帰宅まで長いのでそこは抑えて、14時過ぎに出発。
宮崎道に入り、都城ICで降りる。
向かう先は、前日にハイオクを入れたガソリンスタンド。
リッター2円引券をもらっている以上、使わない手はない。
レギュラーを135円/Lで給油できた。
後は走り慣れた道を戻り、自宅に戻ったのが16時42分のことだった。
次回はいつになるか分からないが、またバイクでどこか行くのが楽しみな自分なのであった。
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Posted by yochi at 14:04│Comments(0)
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