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プロフィール
yochi
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教員免許を小中高取ったはよかったものの、平成の間は教採一次試験が一度も合格できず・・・。
そんな管理人は、パワハラがはびこる三流○○ック企業で5年半に渡り数々の辛酸をなめた後、招聘された印刷会社のWEB部門で2013年3月に1級ウェブデザイン技能士を取るなど2年間在籍して成長を遂げた後、結構有名な会社に課長職も含め9年弱勤務。
が、定期昇給が無く、頑張り甲斐が無くなったので、元部下の話から教採を15年ぶりに受け始め、令和になって毎年二次試験まで進出できるように。教員免許の追加取得に向けて通信制大学で学び、免許の取得の条件が「人物に関する証明書」の取得で、二次試験落ちから考えられる実地経験の必要性から18年ぶりに臨採教員に復帰。
そして令和6年度から正規教員として勤務開始。
国の宝の子どもたちの育成のため、これまでの経験を活かして頑張ります。
~~所有国家資格~~
【1級ウェブデザイン技能士】
【基本情報技術者】
【2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産)】
【乙種危険物取扱者(第4類)】
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2012年05月06日

2012GWツーリングその1~鹿児島⇒高知

今年も恒例となりましたGWツーリング、今回は事前予告通り高知経由でバイクでは初の近畿&東海地方上陸となりました。
走行距離は今日宮崎へ寄り道のため1,882.2kmと、去年をしのぐものになりました。
特にきつかったのが2日目(5/4)の高知⇒名古屋の771kmですが、これは【その2】で触れることにして、今回は1日目(5/3)の鹿児島から高知への旅程について記します。


去年が雨に初日の午前中及び最終日でたたられ、今年はラニーニャ現象終了で本来の五月晴れになることを願っていたら、見事に天気はまずまずの出だし、よりにもよって早朝5時起きで支度を始め、5時40分には自宅を出発した。
佐賀関港のフェリーを1本でも早く、12時台に乗れればと思ってのことである。

指宿スカイラインの山田ICから北へ向かい、九州道、東九州道と来て末吉財部ICで降りたのが出発からちょうど1時間後の6時40分。
この辺の国道10号は原付の頃から20回以上走っていてすっかり道を覚えているほどなのだが、23時に出て1時半にこの辺を通った頃の不健康さに比べれば、幾分健康的になったものだとつくづく思った次第であった。
進行方向に見える朝日がいつもにも増して輝かしく見えた。

ここから往時から利用している裏道を経由して都城市の北側へ迂回して国道10号に戻り、都城ICから宮崎道、東九州道へと入っていく。
宮崎西IC付近で7時40分になったのを車載のデジタル時計で確認、そのまま北に進む。
なお、1日目を宮崎経由で通るのは2008年の125cc・現通勤車シグナスXで松山経由で瀬戸内海に浮かぶ岡村島などの芸予諸島を島伝いに走った時以来なのである。
すなわち、4年ぶりに天気の良い宮崎を走ったことになる。
オリンピックイヤーにふさわしいのかどうかは分からないが、来年が雨確定のフラグにならないことを願わずにはいられない。

高鍋ICで降り、これまた裏道の県道をひた走ってから国道10号に再合流、そして混雑が始まった。
川南町から都農町、日向市と、東国原前知事が就任する前から渋滞がひどい区間なのであるが、毎度必ず止まるポイント、絶対に感応式信号が動き、十数秒で信号が変わる交差点、絶対に一度で通過できない美々津大橋・・・。
毎度恒例で、もはや懐かしささえ感じてしまったほどである。
これも通常より1時間早く出発しているから生じる余裕からきているのかもしれない。

道の駅日向の手前で急ブレーキ&スリップで追突寸前となるが、これをうまく切り抜けたのもこの1年半で5回も転倒しているが故の応用力が生きたのかもしれない。
この先も気をつけねばと念じつつ、気づけば日向ICに初めて差し掛かっていた。
出発から3時間ほど経った8時42分のことであった。

東九州道を延岡南ICで降り、国道10号に合流、延岡市街を信号停車はたまにあるものの快適に走り抜け、いよいよ北の区間に差し掛かる。
通常ならば国道326号へ進むのだが、事前シミュレーションで、東九州道佐伯~臼杵間を利用すると距離が短くなる試算が出ていたため、天候次第としていたのだが、前日の雨も止んでいたため、路面状況を見て、このまま10号宗太郎を突っ走ってみることに決したのである。

とは言え、路面が濡れていることに変わりはなく、スピードを抑え目にしながらの北上となったが、宗太郎付近を通過した頃に時計は9時43分を指していた。
真横の日豊線を787系にちりん4両編成が駆け抜けていく姿を目の当たりにし、今度は鉄道で景色を楽しむ余裕が欲しいと思ってしまう次第であった。

佐伯ICに入る道へ進むのは自分だけだったが、何とか標識通り進んで佐伯ICに入った。
東九州道佐伯~臼杵間は初めて走るが、北風が吹きつけるため横風に気をつけながら無難に進み、いつも通る国道502号から国道217号へと進んだ。
なお、4年前まで目印であった明屋書店、店舗移転だったようで、抜け道の近くに店舗があるらしい。
そこのY字交差点を進む時、対向車が曲がってくるのに気をつけつつ、後続が続くことから、客の入りに心配はなさそうである。

いつも給油するスタンドで給油し、ガソリン面で不安を取り除きつつ、時計を見たら10時43分。
うまくいったと喜んで佐賀関港へ。
125ccで全て一般道で進んだ時が6時間半。
このペースでは6時間切ることは確実になったからである。

相も変わらずのんびり走る軽トラの後ろを進んでいき、佐賀関港を11時に出発したフェリーを目にしてしばらくして佐賀関港に到着。
時計を見たら11時8分と、5時間28分で着いてしまったことになる。
高速道路に感謝である。

で、入口の誘導員からとんでもない真実を聞かされる。
「次は16時の便になりますが、乗られますか?」
よ、(午後)四時だとぉ~TT
計画では、13時の便に乗るはずであった。
で、それを上回る12時の便に間に合うはずであった。
しかし、現実は計画より3時間遅れの便になるのである。
臼杵港から別のフェリーも出ているが後の祭り、どっちに乗っても四国上陸は17時台となってしまった。

2005~2008の4年間は125ccでのツーリングながら、佐賀関港でせいぜい2時間待ちで乗船出来ていた。
しかし、近年は違うようである。
この文章を読まれた方は、九州~四国間のルート選定の際に、細心の注意を払って頂くことを留意していただきたい、そう強く思う。

ホテル予約時間22時、その間に計算できない新ルート・国道194号をどう走るのか、時間シミュレートしたり、四国の天候がこの先芳しくないという情報を踏まえてカッパを着込むかどうか考えたりして、出港の出番が来るまでひたすら4時間半も待つ羽目となった。
2012GWツーリングその1~鹿児島⇒高知

そうして待ち続けてようやく乗船、三崎港に着いたのが17時15分、いよいよ東へ向けて進むのだが、三崎港の先の交差点が常時点灯に変わっていて、信号が短く、出るのに時間がかかった。
思わぬブレーキとなったが、夕暮れの中、国道197号~メロディーロードを快適に進む。

国道378号へ入り、こちらも快走。
ただ、波がやや高かったせいか、所々の路面に水たまりが。
そして、行く先に何やら怪しい雲がかかっているのを目の当たりにした。
「こりゃ降るな・・・」
そして案の定、弱い雨だが降ってきた。
しかし、天気雨気味のため、晴れ間の向こうに虹がかかる。
夕暮れの中、幻想的な光景である。
しかも、それが三個所で。
ホテルの時間を気にして、写真に収めなかった自分が、今思えばふがいないものである。

国道56号に合流して、夕飯を摂るべく、「そば吉合掌苑」へ。
【そば吉】は、私が一番好きなそば屋で、よく頼む「かつ丼・ざるそばセット」を注文。
少し肌寒いのにざるそばを食すのは、ここのそばはこしがあっておいしく、それを味わうにはざるそばが最適だからなのである。
19時半くらいになると予想していたものの、注文が出るのも早く、iPad2で天候の情報収集が終わる頃には料理が出てきた。

最後に蕎麦湯を注いで味わいながら飲み干し、店を出たのは19時4分、後は国道194号とまともに走ったことがない高知市内がカギを握る。
なお、電話で到着がフェリー乗船遅れの影響で23時になるかもしれないと伝えておいた。
後顧の憂いを取り除き、伊予ICから松山道をひたすら東へ。
桜三里も既に闇の中、去年のGWを彷彿とさせる状況ながら、ライトは明るいため、快適に進んでいき、時間が遅くなったことから計画より短く、いよ小松ICで降り、国道11号を東へ。
この国道11号、日中は混み合うものの、夜間はさすがに快適である。
道路標識に注意しつつ、ついに国道194号に入る。
時計は19時42分、いよいよ四国山地越えである。

川沿いのやや幅の狭い道を走るのだが、実に心細さ満点である。
先行車が次々と本線から外れていき、残ったのは自分のみ。
愛媛県側は概ね改良がよくされており、まあまあ快適に走っていく。
そして、1日目最大の目玉が、寒風山トンネル。
長さ5.4kmほど、西日本一長い一般国道トンネルなのである。
ただ、山深い景色を堪能できず、漆黒の闇の中、その正体を現したにすぎなかったのだが・・・。
目玉なのに、お出ましが20時過ぎというのが何とも虚しい限りである。

トンネル内はただ一直線、やや上り勾配気味に駆け抜けるだけで、5kmもまっすぐなトンネルは恐らくここくらいなのでは、と感じたほどである。
まあ、私が走ったことがあるのは中四国の主要道路と九州の大半なので、関越トンネルとか走ってみたら感想も変わってくるに違いない。
ま、走る機会は生涯通して一度もないかもしれないが。

寒風山トンネルを抜け、待ち受けていたのは四国山地の険しいカーブ道の連続に濡れた路面であった。
霧もかかっているところがあり、速度を40km/h程度に抑えて走るのだが、所々にきついカーブの道があり、決して気が抜けない。
途中、有名な国道439号が合流して、ボルテージ最高潮になることもなく、ただひたすらにこの公文ならぬ苦悶ロードを何時に無事抜け出せるのか、という一点にのみ集中して、目の前をひたすら凝視し続けるのみであった。

長く続く高知県いの町に辟易しつつ、地図で確認していた急勾配・急カーブポイントを過ぎ、ようやく川沿いの道に出て、ゴールへの中間地点を過ぎたことを実感、さらに集中して進む。
バイクで走る上で怖いのが、雨、濡れた路面、夜、圏外、霧、急カーブであるが、雨以外は全て該当していた以上、尋常でない集中ぶりであった。
仁淀川沿いを走り、ようやく国道33号との合流を示す標識を見たときは、とてもうれしかった。
やっとまともな道を走れる安堵感が、そこにはあったのである。

しかし、青信号が無情にも赤に変わり、濡れた路面でバイクは急には止まれない。
すさまじく「キュキュキュイーン」と後輪がスリップしつつ、奇跡的に交差点のど真ん中でバイクは止まった。
交差する国道33号側の信号が青に変わったばかりなので、お恥ずかしい姿をさらしてしまったわけである。
とは言え、無事国道33号までたどり着いたので、すぐさまエンジンを再起動させ、東へ進んでいく。

高知市内及びその近郊は、土佐電鉄の路線が各所を走っている。
いの線もその一つで、道路の左手を走っており、その軌道敷に入らないよう気をつけながら先へ進む。
高知市街地へ入り、泊まるホテルは2010年に室戸岬へ車で行ったときに宿泊したところで、高知城や県庁からほど近いことだけは把握していた。
鹿児島市内や松山市内のような路面電車が駆け抜ける光景にほおを緩ませつつ、道路標識が示す【県庁○km】などに注意して、県道へと進む標識に従って左折する。
途中、当時来たことのある商店街のアーケードを見て、この道で間違いないことを確信、ホテルに無事着いたのは21時半。
何と、フェリーが3時間遅れでも間に合ってしまったのである。

ただ、翌日の天候が、滋賀県及び岐阜県で良くないことをiPad2からの情報で知り、ルート変更を模索、結果、2日目と3日目の行程を入れ替えることにし、中国道までは一緒で、近畿地方の観光を先に行うことにしたのである。
【1日目走行距離・577.9km、所要時間15時間50分(フェリー乗船待ち時間含む)】

・・・その2に続く。


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Posted by yochi at 20:01│Comments(0)旅行記
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